シルバーシー、シルバーウインドが来年日本に初寄港、日本市場を重視

  • 2002年6月13日
 シルバーシー・クルーズは、同社副社長スティーブ・オデル氏が来日し、商品説明会を開催した。昨年は9.11事件によりクルーズ業界も打撃を受けたが、同社は北米市場に大きく依存していないため、テロによる影響は最小限に抑えられたという。今後も「北米市場に依存しない市場戦略は継続する方針」で、「日本人の乗船者数は100人単位で年々増加傾向にある。日本市場はアジアで最も大きく、今後も重視したマーケティングを行なう」という。その重点策として、来年4月にシルバー・ウィンドを日本に初寄港させる。さらに、日本語のホームページの開設(http://www.icmjapan.co.jp/)や船内への日本語PC設置により、メニューや案内など細かいサービスまで日本語で対応できる体制を整えた。
 また、本年下半期のクルーズは新割引プラン「シンプリシティ・プライス」を設定、ビスタ・スイートとベランダ・スイート限定で10%〜50%割引く料金とした。例えばシルバー・クラウドの9月3日発8日間のローマ/アテネ間クルーズは、新規乗客の場合、ビスタで通常5395ドルが2695ドル、ベランダで36795ドルが395ドルとなる。