SQUEEZEが東証グロースに上場、宿泊業界の構造課題解決を一段と推進
SQUEEZEは4月22日、東京証券取引所グロース市場に上場した。アパートメントホテル「Minn」の運営と、宿泊事業者向け次世代オペレーションプラットフォーム「suitebook」を柱に成長を続けており、今回の上場を機に、宿泊業界の人手不足や属人化といった構造課題への対応を一段と加速する考えだ。
現在同社はアパートメントホテルブランド「Minn」を中心に全国約40施設を運営するほか、宿泊事業者向けに「suitebook」や関連するKIOSK、POSなどを開発・提供している。ホテルの企画開発からオペレーション設計、現場運営、データ分析までを一気通貫で手がけることで、現場依存を抑えた再現性の高い運営モデルの構築を進めてきた。
こうした取り組みを背景に、2025年12月期の連結売上高は53億円超となり、前年比74.9%増と大きく伸長した。宿泊業界では人手不足や業務の属人化が深刻化しているが、同社はテクノロジー活用による省人化と運営品質の標準化を両立させ、収益性の向上と持続可能な運営の実現を図っている。
今回の上場について同社は、事業拡大を加速させるとともに、資本市場を通じて信頼性と透明性を高め、自社モデルの社会実装を広げるための重要な節目と位置付ける。宿泊施設の運営受託やDX支援を強化することで、宿泊・ホスピタリティ産業における新たなインフラの構築を目指す方針だ。
舘林真一代表取締役CEOは、上場はゴールではなく新たなスタートだとした上で、今後もプロダクトとオペレーションの進化を通じて業界全体の変革と価値創出に取り組む考えを示した。
