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大韓航空がメディア向け説明会、27年アシアナ統合後のアライアンスはどうなる?日本路線拡大施策は?

  • 2025年4月27日

▽新CIや機材デザインなども紹介

新しい塗装がされた機体は現時点で3機

 説明会では新CIや新たなロゴ、機体デザイン、ファーストクラス・ビジネスクラス(=プレステージクラス)の新アメニティなどが紹介された。ロゴについては、既存の太極ロゴをシンプルにし、現代的な要素を組み込んだ。伝統的な韓国舞踊の「サンモノリ」を参考に、優雅さと躍動感のあるロゴにしたという。また、「KOREAN AIR」の文字は筆でかかれたような柔らかなカーブを描くフォントを作成し、韓国の優雅さを表現した。

 航空機についてはベースカラーにこれまでの「水色」を活かしつつ、メタリックなパール調のスカイブルーを採用。上下は柔らかな曲線で分けた。ロゴとシンボルは大型化し、前方部には「KOREAN」のみを表示している。

 このほか、機内食も刷新。ファーストクラス・ビジネスクラスでは霜降りビビンバ、アワビ丼、シンソルロ(神仙炉)などを提供。エコノミークラスではサーモンビビンバ、タコと豚肉の炒めご飯などのメニューを開発したほか、パッタイなどの多国籍なメニューも用意した。

説明会ではアメニティなどを展示

 ファーストクラスとビジネスラスのアメニティキットもリニューアルしており、英国のジュエリーブランドのグラフ(Graff)を採用。色はネイビー、グリーン、ブラックの3色で8か月ごとに変更する。このほかアメニティのビニール包装の最小化や環境にやさしい素材の使用など、SDGsを意識した。なお、2クラスの寝具もイタリア寝具ブランド「Frette」に刷新している。