スカイスキャナー、2025年GWの人気旅行先ランキングを発表
スカイスキャナーは17日、同社の検索データに基づく、2025年ゴールデンウィークの「人気海外旅行先ランキング」と「トレンドの旅行先ランキング」を発表した。今年のゴールデンウィークは飛び石連休となるものの、短期間でも楽しめる近場の旅行先が人気を集めている。
発表されたランキングによると、日本の旅行者から特に人気が高いのは、リゾートと都市観光の両方を楽しめるバンコクをはじめ、台北、デンパサール(バリ島)、シンガポールなどの短期間で訪れやすいアジアの都市だった。一方で、ロンドンやパリ、ロサンゼルス、ホノルルといった欧米圏の都市も検索数を伸ばしており、休みを取得して長期旅行を計画する層の存在もうかがえる。
また、「急上昇中の旅行先ランキング」では、イスタンブールが昨年対比147%の増加を記録。続いてヘルシンキ、カイロがランクインした。これらの都市は、長期休暇を活用すれば存分に楽しめるだけでなく、比較的物価が安いためコストを抑えて旅行できる点が魅力となっている。円安が続く中で、リーズナブルに充実した旅を楽しめる旅行先への関心が高まっていることが反映された結果といえる。
さらに、スカイスキャナーの「トラベルトレンドレポート2025」では、日常を離れて心身をリフレッシュする「リセット旅行」が注目のキーワードとして紹介された。バンコク近郊のラン島は、手軽に行けるリゾート地として人気を集めており、美しい海やマリンアクティビティを楽しめるスポットとして推奨されている。また、イスタンブールの「ベルグラードの森」は、都市の喧騒を離れて自然の中でリラックスできる場所として紹介されている。