万博特需で大阪の宿泊予約200%増、周辺府県にも波及
大阪・関西万博の開幕を目前に控え、関西圏の宿泊予約が大幅に増加している。リクルートが発表した「じゃらんnet」の宿泊予約動向によると、万博開催期間(4月13日〜10月13日)の宿泊予約数は、前年同期比で関西全体が大幅に伸長。特に大阪府は前年比200%超の急増を記録し、兵庫、京都、奈良、和歌山の周辺府県でも1.2〜1.7倍の増加が見られた。万博を契機とした観光需要の高まりが鮮明となっている。
こうした需要拡大を受け、地域事業者でも訪日旅行者への対応を想定した新たなシステムを導入するなど、受け入れ体制の整備が加速している。