7月~9月期の日本人国内旅行消費、19年比9.6%増の7兆3360億円
観光庁が11月20日に発表した7―9月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年同期比で9・6%増の7兆3360億円だった。前年同期比では14・7%増。旅行者数は19年を割り込んでいるものの旅行単価の大幅増で宿泊消費を中心に増加している。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は19年同期比10・9%増、前年同期比13・6%増の6兆250億円。日帰り旅行消費額は19年同期比4・1%増、前年同期比20・0%増の1兆3110億円。
国内延べ旅行者数は19年同期比9・0%減、前年同期比8・9%増の1億5411万人。旅行者数の内訳は宿泊旅行が19年同期比10・0%減、前年同期比5・2%増の8554万人、日帰り旅行が19年同期比7・7%減、前年同期比13・9%増の6857万人。
旅行1回あたりの旅行単価は19年同期比20・4%増、前年同期比5・3%増の4万7603円。宿泊旅行が19年同期比23・2%増、前年同期比8・0%増の7万439円、日帰り旅行は19年同期比12・8%増、前年同期比5・4%増の1万9118円だった。
情報提供:トラベルニュース社