地震受け訪日向け情報発信に課題、7月訪日者数は約330万人で過去最高-秡川長官会見

7月1日付けで観光庁長官に就任した秡川直也氏は21日、定例会見を実施。今月8日に宮崎で発生した震度6弱の地震を巡っては、同日に「南海トラフ地震臨時情報」が初めて出されたことから、宿泊のキャンセルなど旅行への影響が一部報道で取り上げられた。同氏によると、西日本の太平洋側に位置する都道府県ではキャンセル数が例年より多かったものの同期間の新規予約も多かった。一方で、和歌山、三重、宮崎、高知ではキャンセル数が予約数を上回るなど影響が大きかったという。また、旅行全体としての影響は現在調査中としたものの、JNT...