人材不足を解消するための2つの観点-縁多 日比野元哉氏
早いですね!2024年も残り1ヶ月半、今年は特に暑い夏が長くまだまだ寒さを感じる冬の季節は先だとばかり思って過ごしてきましたが、あっという間に肌寒さを感じる日を迎え過ごしています今日この頃、体調管理も難しい季節ですね。
縁多 日比野がお届けしています宿泊事業者の皆様応援企画は、これまで「人材不足の解消」他をテーマに記事投稿を行ってきました。今回、第7回目は、しばらくお時間が空いてしまいましたが、「人材不足の課題解消のための取り組み」についてお話します。前回は「働きたい」と感じられる職場とはどんな職場なのか?を題材にいたしました。
しばらくの間、セミナー研修や取材などで情報を整理する機会もあり、また働く皆様の意識調査をする機会もあったので、「人材不足」という課題解消のために、企業がどの様な取り組みをする必要があるのか?という点が、より明確に分かってきました。
そこで人材不足の課題解消のために大きく二つの観点で取り組む必要があると考えています。
■ 一つ目は「入職率の向上」
■ 二つ目は「離職率の減少」
まずは今回と2回に渡って、「入職率の向上」についてお話したいと思います。
ちなみに、たくさんの宿泊のお客様にお越しいただくための取り組みとして、皆さんどの様な活動をされていますか?
一般的には集客活動=マーケティングと言われますが、そのマーケティングにもいくつかの戦略があり、自然と皆さんが取り組まれていると考える戦略に「ブランディング」があると思います。
自らの特徴をより具体的に表現して訴求しながら他社との差別化を図る戦略です。この「ブランディング」を商品訴求としてお客様だけに行うのではなく、「求職者向け」に行っていくことが大切なポイントだと思っています。