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【カリフォルニアレポート】日本からも行きやすい”最高のプレイグラウンド”3都市を巡る

  • 2024年5月4日

 カリフォルニアは、24年のIPWのホストであり28年には夏季オリンピックの開催都市となるロサンゼルスを擁し、観光誘致に力が入る。今回は、4月5日から11日にかけて11カ国から12名を招いて実施されたカリフォルニア観光局(Visit California)による視察旅行の模様をレポートする。訪問したのは、最初と最後がサンフランシスコ、そしてソノマとオークランドのサンフランシスコ湾を囲むベイエリアの3都市で、カリフォルニア観光局の新しいコンセンプトである「最高のプレイグラウンド」として、それぞれ異なる魅力をアピールした。

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サンフランシスコのアイコン、ゴールデンゲートブリッジを望む「プレシディオ・トンネル・トップス」は昨年オープン。

まだまだ新しい遊びのある
サンフランシスコ

 サンフランシスコへは、JAL/ANA/ユナイテッド航空/アメリカン航空による、羽田・成田・関西空港からの直行便があり、うち成田からはLCCのZIPAIRも就航しており、日本からは手軽に行きやすいアメリカの都市である。東京からサンフランシスコへは約9時間半。

 地中海性気候の過ごしやすさ、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャマンズワーフといった観光スポットは、ケーブルカーやバス・地下鉄・高速列車・フェリーそしてUberなど配車サービスを利用しての回りやすさと、観光地としての魅力的な要素を兼ね備えている。

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投宿したのは、1928年に建築、2020年にリオープンした「ビーコングランド」。ここからフィッシュマンズワーフまではケーブルカーで。
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フィッシュマンズワーフの「スカイスター・ウィール」。移動観覧車で、ここでは2023年11月15日から。高さ約46m。

 おなじみの観光スポットに加えて、昨年にフィッシュマンズワーフでは移動してきた観覧車「スカイスター・ウィール」や市民の憩いの広場であるプレシディオ地区の「プレシディオ・トンネル・トップ」を見学。ハイウェイ101号線の上に建設された14エーカー(約5.7万平方メートル)の公園は、芝生、児童公園が広がり、海岸線まで歩いていける。

 ここからのゴールデンゲートブリッジの眺めは美しく、橋の南端にある要塞跡「フォート・ポイント国立史跡」は、スペイン、メキシコ、アメリカと支配が移っていったサンフランシスコのの歴史の展示や、展望台からの息をのむ絶景が楽しめる。

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「フォート・ポイント国立史跡」の展望台からのゴールデンゲートブリッジの眺めは格別だ。
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左からカリフォルニア観光局のコートニー・ペイン氏、プレシディオトラストのリサ・ペトリー氏、サンフランシスコ観光協会ロリ・リンカーン氏、カリフォルニア観光局ハヴィ・ロキ氏。

 よく知られているように思えるサンフランシスコでもまだまだ新しい遊び方があることを体験するというのが今回の視察趣旨。アメリカズカップのレースにも出たという80フィート、定員20人の「USA76」に乗ってのサンセット・セーリング体験(195ドル〜)、ミシュラン・ピググルマンにも載った中華街のレストラン「Z&Y Peking Duck」の北京ダック、また翌日にはメキシカン・イタリアン・飲茶と移民による本格的な味が楽しめるレストランと街を楽しむシティフードツアーと盛りだくさんな内容だった。

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国際ヨットレースに出た船で操舵体験も。サンセットに海上から望むゴールデンゲートブリッジもまた美しい。
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チャイナタウンには、歴代米国大統領が訪れたお店など名店が並ぶ。「Z&Y Peking Duck」は北京ダックが自慢。
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サンフランシスコをガイド付きで周りながら、移民の味をいろいろ楽しむという趣旨のフードツアーにて。