【カリフォルニアレポート】日本からも行きやすい”最高のプレイグラウンド”3都市を巡る
ウェルネスなスロートラベルを
ソノマで
サンフランシスコから北へ車で1時間半ほどのソノマ。カリフォルニア最古のワイナリー「ブエナ・ビスタ」や、元は薩摩藩士のワイン醸造家である長澤鼎(ながさわかなえ)が開いたという「パラダイス・リッジ」など、ワイナリー巡りを楽しむ場所として有名。
今回は、見上げる高木、レッドウッドの原生林が広がる州立自然保護区を歩き、リトリートなリゾートホテルに滞在しながら、心安らぐスロートラベルを楽しむという体験をした。
ソノマのサンタローザにある「パラダイス・リッジ」ワイナリーは、2017年の大火事の被災から復興。ワイナリー内にある彫刻公園、テイスティングルームからの素晴らしいロシアンリバーの眺めも楽しめる。20世紀初めにこの地にワイナリーを開いたのが薩摩藩士というのも印象深い。
ホテルでヨガや瞑想に参加後、ソノマ郊外のレッドウッドの原生林をネイチャーガイドとともに歩いた。樹齢1400年の大木はじめ見上げるような木々に囲まれ、1時間の散策だったが、まさに森林浴で生き返った気分になれる。
ランチは、そこから南に車で40分ほど南下したソノマコーストにある「フィッシュイータリアン・フィッシュマーケット」。ガラスケースにはたくさんのカニや牡蠣が並べられており、好きな魚介と調理法を選んで作ってもらい、熱々の料理を食べられる。コースト沿いの海岸線の美しさも格別。サンフランシスコから数時間で、ワイナリーに森林に海岸にと、ソノマの自然の中で遊び尽くした。