ハミルトン島&ヘイマン島、豪州が誇るアイランドリゾートで休日を満喫
ヘイマン島でアクティビティ
滞在型リゾートでの楽しみの一つがアクティビティ。ヘイマン島では、ハイキングとシュノーケリング、ナイトウォークを体験した。
ハイキングのコースは全体で7.8km。今回はそのうちのたった3km程度だったが、それなりのアップダウンがありコロナ禍のステイホームでなまりきった身体には良いリハビリの感覚。道中ではワラビーに出会えたほか、植物がハリケーンによる被害から力強く再生している様子も見ることができた。
ウィットサンデー諸島は平均気温が27.4度と高く、南半球の冬にさしかかる5月上旬でも日差しも強いので屋外のアクティビティでは日焼け対策や飲料の確保は必須。特に水分はウォーキングでは途中で補給することができないので、客室内にあるステンレスボトルにしっかり用意していきたい。
この他にも魚の餌付けやカヤック、パドルボード、セーリングなど無料のものから有料のジェットスキーや釣り、サンセットクルーズ、周辺の島々でのピクニックなど幅広い体験が用意されている。
施設充実のハミルトン島、新ホテルも準備中
ハミルトン島はウィットサンデー諸島の南側に位置する面積7.5km2の島で、記事執筆時点で「ヘイマン島」のGoogle検索結果は2.3万件程度であるのに対して「ハミルトン島」は122万件と日本市場ではすでに相当の知名度を獲得している。
島内にはハイエンドのクオリア、5ツ星のビーチクラブ、4ツ星で最大6名まで対応可能なリーフビューホテル、簡易キッチンを備えるパームバンガローなど合計6つの特徴の異なる宿泊施設が存在。さらに、クオリアとビーチクラブが大人限定であるのに対してファミリー層も受け入れる59室のハイエンドホテルが来年の遅くとも10月には新たに誕生予定。今以上に選択肢が充実することになる。
そして宿泊施設以外でも、島内にはレストランやバー、カフェ、フルサイズのスーパー、医療センター、薬局、酒店、クリーニング店、ミニ動物園、キッズクラブなど多種多様な施設が揃い、島内各所への移動もシャトルバスやセルフドライブ(滞在ホテルによってはスタッフによる送迎可)の電動バギーを利用できるだけでなく徒歩でも苦にならない規模感であるなど、非常に自由で柔軟な滞在が可能だ。
さらに日本人スタッフを複数確保し様々な質問や要望に対応する日本語デスクも設置していることを含めて、日本人旅行者向けのサービスが充実しているのも大きな強み。勤続20年近い林田第三郎氏がセールスディレクターとして日本市場を含めて担当してくれていることも、旅行業界にとっては特筆すべきポイントだろう。
また、ヘイマン島のワラビーたちは人間たちに対して警戒心をあらわにしていたのに対して、こちらではのんびりしたもの。奈良の鹿のように近寄っては来ないものの、すぐそこの芝生で草を食んだり寝そべったりする姿を見られるのは「オーストラリアに来た!」という実感がある。