地域に分け入るJAL社員たち~岡山県編~

  • 2022年7月28日
-今後の需要回復も見据えて、コロナ後はどのようなターゲットにどのような商品・素材を紹介していきたいですか。

 7月1日から9月30日まで、大型観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン(岡山DC)」を開催しています。期間中は、さまざまな企画・キャンペーンなどが県内で開催されていますので、この機会に注目していただければと思います。

 また、岡山の夏は、果物が特に美味しい季節になります。お土産屋や直売所で購入した白桃やぶどうをそのまま召し上がっていただいても感動する美味しさですが、果物をふんだんに使ったアフタヌーンティーもおすすめです。1年に2回、果物が美味しい季節に開催される特別なイベント、「倉敷アフタヌーンティー」では、倉敷を中心に20店舗以上のお店が、見ても楽しく、食べても美味しいスイーツの盛り合わせをご用意しています。予約開始後1分で完売するお店もあり、注目のイベントです。

-観光事業者や他の自治体と連携して取り組みたいことがあれば教えてください。

 岡山県公式マスコット「ももっち・うらっち」をご存知でしょうか。ももっちとうらっちは、岡山県マスコットとしてイベントや広報紙などに登場し、「晴れの国おかやま」の魅力や県政情報などをPRしています。2人のイラストや写真は、広く県民の皆さんや企業などの団体にもお使いいただくことができます。ぜひご活用ください。

©岡山県「ももっち・うらっち」

総合政策局公聴広報課長 東寛さん

1992年入庁。男女共同参画や少子化対策などの業務を経験し、直近では、2018年の西日本豪雨で被災された方々への生活支援の業務を担当、2021年度に公聴広報課に配属になりました。

現在は、県政に対する県民の意見や要望などを的確に把握する公聴活動、各種広報媒体の特色を生かしながら適時・的確に提供する広報活動、「晴れの国おかやま」をはじめとした多彩な本県の魅力を発信するイメージアップ推進に取り組んでおり、県民が県政への関心を高め、理解を深めていただくとともに、本県への愛着度を高め、全国に本県の強みを浸透させることを目標としています。

-観光資源やお薦めの食、特産品などをご紹介ください。

 日本三名園の1つ「岡山後楽園」、烏城の別名でも知られる「岡山城」(現在改修工事中、11月3日にリニューアルオープン予定)、昔の情緒あふれる町並み「倉敷美観地区」、桃太郎伝説の地「吉備津神社」、「鬼ノ城」をはじめとした歴史的な観光地や、広大な自然を満喫できる「蒜山高原」、名湯「美作三湯」などでは、リラックスした時間を過ごしていただけます。

岡山後楽園

 また、特産品はなんといっても果物です。白桃は、一玉一玉、袋をかけて育てることにより、透き通るように白く、ジューシーでなめらかな口当たりの桃に育ちます。ぶどうは生産量が全国の9割以上を占めるマスカット・オブ・アレキサンドリアや大粒・種なし・甘いの三拍子そろったピオーネのほか、皮が薄くパリッとはじけるような食感の瀬戸ジャイアンツ、大粒・種なし・高糖度の岡山県オリジナルの品種のオーロラブラックなどたくさんの種類があります。食べ比べして、好みに合うぶどうを探してみてはいかがでしょうか。味はもちろんのこと、形ひとつひとつまでこだわり抜いた岡山の果物を一番おいしい旬の時期に是非召し上がってみてください。

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