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地域に分け入るJAL社員たち~岡山県編~

  • 2022年7月28日

 客室乗務員や業務企画職など、幅広い職種の社員が各都道府県の自治体等に出向している日本航空(JAL)。シリーズ「地域に分け入るJAL社員たち」では、出向者と自治体の担当者、それぞれの目線で地域の魅力や課題、相互への期待などを語っていただくことを通して、ポストコロナに向けた地域創生を考えていく。

 倉敷美観地区、岡山後楽園、桃太郎に美味しい果物と、名前を聞くだけでさまざまなイメージが浮かぶ岡山県だが、意外にも2021年の魅力度ランキングでは35位。客室乗務員の高田美津子さん(高ははしごだか)は、県のSNS担当として、地域の魅力の発信に力を注いでいる。

桃太郎伝説の地「吉備津神社」。写真手前が高田さん、奥は同じく客室乗務員で、岡山県農林水産部対外戦略推進室に出向している下田美紀さん。

岡山県

総合政策局公聴広報課 晴れの国イメージアップ推進班 高田美津子さん

みなさま、こんにちは。日本航空から岡山県公聴広報課に出向しています、客室乗務員の高田美津子です。私は2013年4月に入社し、国内線を担当後、2014年から国際線を主に乗務していました。コロナ禍になる前は、採用関連の応援業務や訓練生のサポート業務なども行っていました。コロナ禍後は、業務領域の拡大により、家族が住んでいる岡山県で仕事ができることから、岡山県庁への出向を希望しました。2021年から現在まで公聴広報課でSNS担当として働いています。

一番力を入れている業務が岡山県公式インスタグラムの運用です。フォトコンテストを企画運営し、より岡山県の魅力をお伝えできるように発信をしています。また、県知事出席の行事の紹介やSNS研修会の主催、晴れの国おかやま検定なども担当しています。

-住んでみて初めて知った地域の特色や、お薦めの観光素材はありますか。

 観光に来るのと住んでみるのでは印象が全く違いました。まず岡山県のイメージは、「倉敷美観地区」「岡山後楽園」「晴れの国」が強いと思いますが、私のおすすめしたいポイントは、「交通の便が良い」ことです。新幹線・鉄道・飛行機・船などが充実しているので、移動がスムーズです。新大阪から岡山までは、新幹線で約45分! とっても近いんです。また、香川、高知行きや山陰方面の列車も岡山駅から出ているので、関西や四国はもちろん、飛行機を使えば首都圏からも訪れやすいと思います。

倉敷美観地区

 実際に住んでみて感じたことは、「人が優しい」「街がきれい」そして「広い」ことです。岡山に訪れた初日、バスの電光掲示板に驚きました。「すみません。回送中です」と丁寧に表示された回送バス。岡山県民の相手を思いやる気持ちが伝わってきます。また、バス停で困っていると声をかけてくれた方もいます。岡山県民は優しい方が多いと思います。そして、街がきれい。ゴミ拾いをしている方をよく見かけます。県庁がある岡山市は政令指定都市に指定されている大きな街ですが、街がきれいなので生活していても晴れやかな気持ちになります。最後に、岡山県は広い! ゆえに魅力もたくさんあります。南には「日本のエーゲ海」と言われる牛窓エリアなどがあり、瀬戸内海のゆったりとした時間を楽しんでいただけます。県北では岡山の自然を思いっきり楽しむことができます。スターウォッチングやトレッキング、グランピングもおすすめです。

 もう1つおすすめは、「果物が美味しい」。初めて白桃を食べたときの感動を今でも覚えています。果汁がこぼれ落ちるほどにジューシーで、上品な甘さが絶品です。ぶどうは品種が多いので、お好きな品種を見つけてみてください。県民の方は、自分の推しの農家さんがいるのだそう。魅力がたくさんの岡山県、長期での滞在もおすすめです。

-出向して最も解決したいと感じた課題は何でしょうか。

 2021年の岡山県の魅力度ランキングは、35位。もっと多くの方に魅力を知っていただきたいです。岡山県には、心が晴れやかになる絶景スポット、歴史や文化を感じられる町並み、リラックスできる豊かな自然、美味しい果物、山田錦や五百万石のルーツとなった雄町を使った日本酒など、おすすめがたくさんあります。まだまだその魅力が全国にお届けできていないので、より多くの方に魅力を伝えられるようにPRを頑張りたいです。

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