主要49社、16年3Q累計の海外旅行は4.9%減、単価は7.2%減
▽12月単月は2.8%減、年末の日並びなど影響
12月単月の海外旅行の取扱額は2.8%減の1619億657万円となった。観光庁によれば、欧州のテロ事件による国際情勢への不安や、年末の日並びの悪さなどが影響したという。募集型企画旅行は取扱額が11.1%減の501億7540万円、取扱人数が6.9%減の23万8818人となり、単価は4.6%減の21万99円だった。
企業別で見ると、取扱額が最も大きかったのはJTB15社で、9.3%減の344億546万円だった。2位はHISで2.8%増の309億9172万円、3位はJTBワールドバケーションズで9.9%減の184億6366万円となった。
前年からの伸び率では、楽天が115.6%増の33億7969万円と大幅に増加。次いで、沖縄ツーリストが37.9%増の1億2837万円、日立トラベルビューローが15.6%増の14億1229万円となり、計17社が前年を上回った。
なお、国内旅行の取扱額は1.4%減の2631億8564万円、外国人旅行は6.2%増の150億1296万円となり、総額は1.7%減の4401億516万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
2016年度第3四半期累計
2016年度第3四半期累計(詳細データ)
12月単月