タイ人の訪日がリピーター化、計画中の7割が経験者-JTB総研

  • 2015年9月24日

▽身近で話題の旅行先が人気、ソーシャルメディアの影響大

 旅行の志向に関する質問では、「自国や友人、家族の間で話題になっているところへ行きたい」が65.4%と最も高い結果に。同研究所では、タイでもソーシャルメディアの利用が盛んなことから、旅行者の間では身近なところで話題になっている旅行先が重視されているとの考えだ。次いで、「海外で話題になっているところへ行きたい」が60.8%、「その場所ならではの文化が感じられる宿に泊まりたい」が52.4%となった。

 同行者に関しては、「友人」が42.9%で最多。2位は「夫婦・カップル」で42.3%、3位は「3世代旅行」で24.6%となった。同行者別の旅行形態を見ると、夫婦・カップルや子供連れなどの家族旅行では添乗員付きのパッケージツアー、友人との旅行や1人旅では宿泊先と交通を別々に予約する個人旅行の割合が高かった。

 旅行に関する情報の収集手段については、「ポータルサイトで検索」が61.8%、「友人や家族の口コミ」が58.4%、「SNSの投稿」が56.5%。ソーシャルメディアで良いと思う投稿については「旅行先の風景や食べ物」「友人の体験シーン」などが多かったという。

 なお、プライベートで利用する電子機器を問う質問で、スマートフォンは最も高い86.8%を占め、スマートフォンの利用目的は「電話」「カメラ」「SNS」の順に多かった。