海外旅行業況、韓国不調、欧州は下げ止まり-3ヶ月後は改善予想
▽次期は5ポイント増を予想、韓国は大幅回復へ
3ヶ月後の15年10月から12月については、全体で5ポイント増のマイナス33を予想。会員会社からは中国などが少しずつ回復基調にあるという話や、MARSの終息宣言で韓国が復調傾向にあるとの声が聞かれたという。
業態別は海外旅行ホールセラーが28ポイント増、リテーラー1が23ポイント増、総合旅行会社が17ポイント増と2桁増になる見込み。海外旅行系旅行会社も6ポイント増を予想する。リテーラー2は1ポイント減、インハウスは2ポイント減とした。
方面別では、アメリカ・カナダ、ミクロネシア、アジアは1ポイント減でほぼ横ばいとなり、ハワイは3ポイント減と今期を下回る見込みだ。ヨーロッパは引き続き回復傾向が続き、2ポイント増に。韓国は12ポイント増、オセアニアは8ポイント増、中国は1ポイント増を予想する。
顧客層別ではハネムーンとインセンティブが4ポイント増と回復。OLは1ポイント増を見込む。学生は就職活動時期の繰り下げにより減少が続く予想で2ポイント減に。ファミリーも2ポイント減となり、シニアは1ポイント減、商用・視察は横ばいとなる見込みだ。