キャセイ、日本路線が復調、レジャー増加-関空増便で特別運賃も
▽新機材93機、24年までに受領-燃油サーチャージは「一本化しない」
ヘイズ氏は懇親会で、CXの今後の機材計画についても言及。このほどボーイングB777-9X型機を21機発注しており、更に3機のB777-300ER型機材とB747-8型貨物専用機を発注。CXでは2220香港ドル(約3兆円)を費やして機材の近代化を進めており、2014年から2024年の間、93機を受領する予定だ。
このほか、見直しへの期待が高まる燃油サーチャージの仕組みについての質問では、「(運賃への)一本化はしない」と明言。一本化するよりも、現行のままの方が顧客に対する利便性が高いとの考えを示した。
ただし、燃油サーチャージについては、先ごろマレーシア航空(MH)が4月1日から、航空保険料ととも運賃に組み込むと発表したばかり。CX日本支社マーケティング部部長の蓑口寿生氏は、「他社の動向はチェックしている」とし、まずは今後の動向を中止する姿勢を示した。