サービス連合、中長期の活動に3本柱-夏ボーナス、観光業は回復

  • 2013年7月22日

▽13年春闘は前年並み、夏の一時金、観光業は回復

 サービス連合によると、2013年の春闘では、昨年に比べ賃金改善要求をおこなった加盟組合が例年よりも増加し、航空貨物業で1社、ホテル・レジャーで1社賃金改善がはかられる結果となった。

 観光・航空貨物業の賃金改善要求では、6月21日現在、集計できた合意29組合の加重平均は5638円(1.87%)、単純平均は5509円(2.11%)と前年並みだった。夏の一時金は観光業が海外旅行者数の増加を背景に増えたこともあり、単純平均では62組合で1.8ヶ月となり、昨年の62組合、1.5ヶ月を上回った。

 ホテル・レジャーは6月21日現在、集計できた合意17組合の単純平均は4014円(前年:3819円、16組合)と増加。一時金は年間の場合、妥結した組合の単純平均で2.4ヶ月、15組合(前年:2.2ヶ月、19組合)、夏期の場合は単純平均で1.1ヶ月、34組合(前年:1.1ヶ月、37組合)となった。