モンゴリアン航空、13年夏にチャーター11本、フンヌ・エアーに社名変更
▽冬は第3国チャーターの実施も-14年夏は中部発を強化
一方、冬期チャーターではモンゴル以外の第3国チャーターを検討する。冬のモンゴルチャーターはシーズンオフであるため難しいとの考えで、MRでは12年冬に予定していた羽田発定期チャーターも中止していた。冬期は香港、マカオ、タイなどに運航する計画で、小野寺氏は地方空港を中心に計20本程度おこないたいとした。現在営業をすすめているところだという。
また、2014年夏は地方発チャーターを15本実施したい考え。なかでも中部拠点の販売を強化する方針で、5本程度の実施を見込む。小野寺氏は「中部は市場が大きい。夏はグアムやサイパンか、モンゴルか、という選択が出てくるようにしていきたい」と意気込みを示した。旅行会社向けファムツアーなども積極的におこなっていく方針だ。
同氏によると、モンゴルは夏休みがベストシーズンであり、ファミリー向けの乗馬や、乗馬学校の生徒などを中心にニーズが高く、7月、8月に絞った市場では十分チャーターを実施する余地があるという。また、MR日本地区支配人の舟串暢常氏も「馬や草原に加え、湖の魅力をアピールするなど、新しい切り口でプロモーションを進めていきたい」と意欲を語った。今夏もイルクーツク市からバイカル湖を訪れるツアーが造成されているが、他の湖についても旅行会社と協力し、プロモーションをおこなっていく計画だ。