タイ旅行の費用を徹底調査!2024年最新版の予算とお得な予約方法を解説
タイ旅行の相場は?
タイ旅行のトータル費用は、閑散期の2泊4日で10万円前後が相場です。旅行代金と現地でかかる食費や観光費、お土産代を含めた目安なので、予算を決める際の参考にしてみてください。
旅行日数については、4日間以上がおすすめです。日本からタイへのフライト時間は片道約7時間前後で、深夜便や昼便など、フライトのスケジュールによっても現地の滞在時間に差が生じます。そのため、行きたいスポットをピックアップしてからフライトを選択するのもおすすめです。
航空運賃は、数日の滞在であれば滞在日数によって変わることはありません。滞在日数の変化によって費用が変動するのは、宿泊料金や現地でかかる費用の項目です。これらのことを踏まえて、旅行プランを計画していきましょう。
タイ旅行を安く予約する方法は?
タイ旅行を安く計画するには、航空券とホテルの予約が重要です。航空券は、繁忙期を外した1月や2月、9月や10月が狙い目。
航空券は安い運賃から予約が埋まるため、出発の3〜6ヶ月前の時期から予約をするようにしましょう。安い運賃は早めに予約が埋まるため、出発の3〜6ヶ月前には予約を済ませるのが理想です。なお、航空需要はコロナ以前と比較すると回復傾向にあるため全体として座席数が少なく、キャンセルや変更が難しいチケットが多いことに注意が必要です。
タイのベスト観光シーズンは、雨が少なく過ごしやすい乾季の11月から2月です。この時期は人気観光シーズンとなり、航空運賃やホテル料金が高くなります。観光シーズンを避けた雨季は閑散期となり、航空運賃やホテル料金が安く設定される傾向にあります。
バンコク市内には、ハイクラスホテルでもコストパフォーマンスの良いホテルが数多くあります。ホテルを選ぶ際には、エリア選びにもこだわると、より快適な滞在を楽しむことができます。
おすすめのエリアは、交通の便が良く治安も安心のスクンビットエリアです。BTSスカイトレインやMRT地下鉄の駅が近く、市内各所へのアクセスが良好。また、大型ショッピングモールやナイトマーケットも充実しており、観光やショッピングを楽しむのに最適です。
スクンビットエリアには、タイ料理や日本人向けのレストランも豊富に揃っています。おいしい食事を楽しみたい方にもおすすめです。
タイ旅行の内訳
これまで、タイ旅行の費用相場や、費用を安くするコツについて解説してきました。
次に旅行会社のパッケージツアーや、航空券とホテルを別々に予約をする際にかかる費用内訳について詳しく説明します。また、おすすめのホテルや人気のレストランも紹介するので、費用の把握だけではなく旅行プランを考える際の参考にもご活用ください。
ツアー代はいくら?
旅行会社のパッケージツアーの代金は、10万円前後から40万円前後で設定されています。滞在中は自由行動がメインのフリープランから、添乗員同行のプランまで選択可能です。
タイで人気の観光地であるバンコクと周辺都市、ビーチリゾートのプーケットに滞在するツアーも人気です。2ヶ所を訪れる場合は6日間、3カ所を訪れる場合は7日間以上の旅行日数を見積もっておきましょう。
以下は、たびチャットのLINEで確認できるプランの一例です。
プラン名 | 価格帯 |
99,800円~209,800円 | |
124,800円~382,800円 | |
129,900円~149,900 円 | |
215,500円~370,800円 |
旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。
航空券はいくら?
日本からバンコクまでの航空運賃は、往復直行便で閑散期で7万円前後、繁忙期で15万円前後です。乗継便を利用すると費用を抑えることが可能で、航空運賃は閑散期で5万円前後、繁忙期で7万円前後です。
フライトパターンは多岐に渡り、フライトによって運賃や滞在時間が異なります。旅行プランを計画する際は、運賃と滞在時間のバランスを加味しながらフライトを選択してください。
LCC(格安航空会社)の航空運賃は、受託手荷物の重量制限による追加料金や機内食の有無などで変動します。航空券を予約する際は、自分がどの程度のサービスを求めているかを把握しておきましょう。
出発地を東京とした場合、目的地や航空会社における閑散期および繁忙期の航空券の相場は以下の通りです。
日本からバンコクまでのフライト時間は、約7時間前後です。バンコクからプーケットへのフライト時間は約1時間半ほどですが、乗り継ぎ時間によっては所要時間が大幅に延びるので注意しましょう。
ホテル代はいくら?
タイのホテルの相場は、3つ星ホテルクラスであれば1泊あたり1万5千円前後が目安です。少しハイクラスでもリーズナブルに泊まれることがあるので、チェックしてみてください。ゲストハウスなどでは、1泊3千円台のホテルもあります。
中心地を離れるとお手頃な料金のホテルはありますが、治安の悪いエリアもあることや交通の便が悪く移動費がかさむことも考えられます。立地を良くチェックし、後悔のないようにしましょう。
ここでは、バンコクとプーケットでおすすめのホテルを紹介します。
■バンコク|プルマンバンコク キングタワー
空港から車で30分ほどのプラトゥーナム地区にあり、市内中心部へのアクセスも良好なホテルです。ショッピングスポットや市場も近く、買い物に便利なところもポイント。屋外プールだけでなく子ども用プールもあるので、家族でも都心にいながらリゾート気分を味わえます。
宿泊料金は1泊1室あたり1万5千円台から設定されており、リーズナブルな価格帯も魅力の一つです。
施設名 | プルマンバンコク キングタワー |
住所 | 10400, Bangkok, Bangkok, 8-2 Rangnam Road, Thanon-Phayathai, |
アクセス | 地下鉄 ビクトリーモニュメント BTS 駅から徒歩4分 |
■バンコク|ル メリディアン バンコク
シティセンター地区にあり、都会のオアシスでもあるルンピニー公園までは徒歩圏内の距離にあるホテルです。マリオットインターナショナルが世界規模で展開しているホテルとあって、客室の設備や施設のクオリティは信頼できるところもポイント。
バンコクの宝石箱のような夜景を楽しみながらラグジュアリーな時間を満喫できるので、ワンランク上のデラックスな滞在におすすめです。
施設名 | ル メリディアン バンコク |
住所 | 10500, Bangkok, Bangkok, 40/5 Surawong Road, Silom |
アクセス | 地下鉄 サームヤーン駅から徒歩7分 |
■プーケット|プーケット マリオット・リゾート アンド スパ ナイヤン ビーチ
本施設は空港から車で7分の距離にあり、到着後すぐにラグジュアリーな滞在を満喫できるホテルです。
施設内にはショップやレストランが充実しているほか、アクティビティもたくさんあるのでおこもりステイにうってつけ。ジュエリーキャンドル作りなどのクラフト体験、シュノーケルや水上スキーなどのマリンアクティビティは子どもから大人まで楽しめます。
ホテル内のプールには子ども用プールがあることや屋内で遊べるキッズクラブがあることから、子連れ家族旅行にぴったりです。
施設名 | プーケット マリオット・リゾート アンド スパ ナイヤン ビーチ |
住所 | 83110, Phuket, Sa Khu, 92, 92/1 Moo 3, Sakoo, Talang, Nai Yang Beach |
アクセス | プーケット国際空港から車で7分 |
■プーケット|ダイヤモンド クリフ リゾート アンド スパ
ホテルのあるパトン地区は、プーケットでも人気のスポット。日本語の通じるリゾートホテルなので、安心して滞在できます。高台からの夕焼けに染まるオーシャンビューは、プーケットならではの絶景です。
ホテルの周辺にはスキューバダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティのショップがたくさんあるので、アクティブな滞在をしたい方にもおすすめです。
施設名 | ダイヤモンド クリフ リゾート アンド スパ |
住所 | 83150, Phuket, Patong, 284 Prabaramee Road, Patong Beach |
アクセス | プーケット国際空港から車で50分 |
観光や交通費代はいくら?
バンコク観光に必要な交通費は、1日約2,000円前後を目安にしましょう。主な交通手段は、バス、電車、タクシー、トゥクトゥクです。
バスは同じ見た目の公営バスと市営バスがありますが、乗降のルールが違います。公営バスは、乗車時に料金を運転手に支払います。市営バスは、降車時に料金を運転手に支払います。少しハードルが高いので、海外に慣れていない方にはあまりおすすめしません。
電車は、高架鉄道(BTS)と地下鉄(MRT)があります。BTSは、市内中心部を走る路線です。MRTは、市内中心部と郊外を結ぶ路線です。1日乗り放題チケットは、BTSとMRTの両方を利用できるチケットと、片方のみ利用できるチケットがあります。1日乗り放題チケットの料金は、BTSとMRTで異なります。BTSは140バーツ(約570円)、MRTは120バーツ(約490円)です。
タクシーは、料金が割高ですが、快適に移動できます。トゥクトゥクは、3輪のバイクタクシーです。利用する際はドライバーと価格交渉が必要で、旅行者へ高額な運賃を請求するぼったくりに遭うこともあります。必ず乗車前に、ドライバーと運賃の交渉をした上で利用するように気をつけてください。
バンコク市内には見どころある寺院がたくさんありますが、寺院によっては入場料が設けられているスポットもあります。
バンコク観光の定番であり、タイを代表する寺院「ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)」の入場料は500バーツ(2,040円)です。バンコク最古の寺院で大きな仏像が寝ている姿でもお馴染みの「ワット・ポー(ねはん寺)」の入場料は250バーツ(1,020円)で、MRTから徒歩で訪れることが可能。
現地発着のオプショナルツアーは、移動について自分で計画する必要がなく観光地へ行けるので海外旅行初心者におすすめです。世界遺産で有名なアユタヤへは1万5千円前後、バンコクから近いビーチリゾートのパタヤ・ラン島へも2万円前後で行くことができます。
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食費はいくら?
タイの食費は、1日3,000円ほどが目安です。
バンコクの物価は上がってきたとはいえ、基本的に日本より安価です。タイの中でも物価にはかなりの差があり、プーケットなどのリゾート地は他のエリアよりも物価が高めの傾向。
市場や屋台での食事も情緒があっておすすめで、1,000円も出せば男性でもお腹いっぱい食べられます。ただし衛生面が心配なところがあるので、お腹が弱い方は少し注意が必要です。
ここではバンコクでおすすめのレストランを2つ紹介します。
■Supanniga Eating Room(スパンニガ イーティングルーム)
代表的なタイ料理のひとつ、トムヤムクンがおいしいことで有名なレストランです。チャオプラヤ川沿いにワットアルン寺院を眺めることもでき、眺めも雰囲気も抜群。肉厚のエビに、食欲をそそる辛味のあるスープが癖になります。
他の料理も評判が高く、観光客だけでなく現地でも人気があるのも納得です。
住所 | 392/25-26 ซอยเพ็ญพัฒน์ 2 Maha Rat Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 タイ |
アクセス | MRTサナームチャイ駅から徒歩約6分 |
老舗のタイ料理レストランで、かわいらしいシェフのイラストが目印です。タイカレーの名店で、バンコク市内にいくつか支店があります。
マッサマンカレーが一番人気ですが、「何を食べてもおいしい!」と口コミの評判も上々。料理のクオリティが高いだけでなく、スタッフのサービスも良いので現地のファンが多いのもポイントです。
住所 | 25 Soi Sukhumvit 34, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok 10110 タイ |
アクセス | BTSトンロー駅から徒歩約10分 |
お土産はいくら?
タイのお土産は、軒を連ねるような屋台では数百円で購入することができます。品質が心配な方は、ショッピングセンターで千円前後のお土産を探すのが妥当です。
以下では、タイで人気のお土産を3つ紹介します。
■ドライマンゴー
タイでは南国のフルーツとして名高いマンゴーを使った、ドライマンゴーが人気のお土産のひとつです。肉厚な果肉は噛むほどにジューシーでとても食べ応えがありますが、低カロリーで栄養価が高いのも嬉しいポイント。
重量が軽い上に、暑い気候の中で保存も気にせず持ち歩けるので安心です。
■ジムトンプソンの雑貨
ジムトンプソンはタイの高級シルクブランドで、手触りのいいスカーフやいろとりどりのポーチはタイの定番のお土産の一つ。鮮やかな色の生地が特徴で製品の品質も高いことから、きちんとしたお土産がほしい時におすすめです。
■タイビール
タイ料理は香辛料が効いた料理が多いため、ビールがよく合います。タイビールは喉越しがよく飲みやすいので、ビールが苦手な人でも飲みやすいと評判です。
有名なタイビールは、シンハー、チャーンビール、プーケット、レオなど。それぞれに特徴があるので、飲み比べしてみるのもおすすめです。
持ち帰りの際は、割れないようにくれぐれもご注意ください。
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モデルプラン!安く行くなら2泊4日で90,000円〜
タイ旅行には、2泊4日で9万円以上が必要です。滞在日数が1日増えるごとに2万~3万円程度が追加になると仮定して、旅行期間が1週間の場合は15万円以上の予算を見積りましょう。
バンコクを中心に計画した2泊4日、往路朝便・復路夜便の3泊4日、バンコク中心に近郊都市を訪問する5泊7日のプランの内訳は、以下の通りです。
■バンコク
2泊4日(滞在2日) | 3泊4日(滞在3日) | 5泊7日(滞在5日) | |
航空券 (air asia) | 64,556円 | 64,556円 | 64,556円 |
ホテル代金 (プルマン バンコク キングパワー) | (1名当たり)19,387円 (1室)38,774円 | (1名当たり)29,080円 (1室)58,161円 | (1名当たり)48,468円 (1室)96,935円 |
交通費 | 4,000円 | 6,000円 | 10,000円 |
観光代金 | 2,000円 | 3,000円 | 5,000円 近郊都市現地オプショナルツアー アユタヤ 15,000円 パタヤ 20,000円 |
食事代金 (1日:3,000円) | 6,000円 | 9,000円 | 15,000円 |
雑費、お土産 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
合計 | 97,943円 | 113,636円 | 180,024円 |
タイ旅行は周遊もおすすめ!プーケットに行ってみよう
せっかくタイに旅行に行くのであれば、人気のビーチリゾートであるプーケットへの周遊もおすすめです。
プーケットー日本間は直行便がないので乗継が必要になりますが、バンコクープーケット間はLCC(格安航空会社)が運航しています。
ガラリと雰囲気の違う2都市の周遊を満喫してみてはいかがでしょうか。
移動手段 | 所要時間 | 目安費用 | |
バンコク→プーケット | 飛行機 | 1時間半 | 8,000円 |
日本→バンコク→プーケット→日本のルートで、5泊7日(バンコク3泊・プーケット2泊)の日程を組んだ場合、周遊旅行全体の費用は16万円前後が目安です。
5泊7日(滞在5日) | |
航空券 (日本→バンコク、バンコク→プーケット、プーケット→日本) | 75,770円 |
ホテル代金 (プルマン バンコク キングパワー) | (1名当たり)29,081円 (1室)58,161円 |
ホテル代金 (プーケット マリオット・リゾート アンド スパ ナイヤン ビーチ) | (1名当たり)19,636円 (1室)39,272円 |
交通費 | 10,000円 |
観光代金 | 5,000円 |
食事代金 (1日:3,000円) | 15,000円 |
雑費、お土産 | 10,000円 |
合計 | 164,487円 |
タイ旅行は周遊もおすすめ!カンボジアに行ってみよう
世界遺産 アンコールワットで有名なカンボジアは、タイからのおすすめ周遊スポット。プノンペン空港から観光要所への交通の便がよくバンコクから飛行機で1時間ほどで行けるということもあり、タイ旅行に組み込むプランも人気です。
バンコクから1泊2日で行ける現地発着ツアーなどもあります。
移動手段 | 所要時間 | 目安費用 | |
バンコク→カンボジア | 飛行機 | 1時間15分 | 6,000円 |
カンボジアから日本へは直行便がなく乗継便も割高になりやすいので、バンコク滞在中に1泊2日でカンボジアへ行く日程をおすすめします。
日本→バンコク→カンボジア(プノンペン)→バンコク→日本のルートで、5泊7日(バンコク4泊・カンボジア1泊)の日程を組んだ場合、周遊旅行全体の費用は17万円前後が目安です。
5泊7日 (滞在5日) | |
航空券 (日本→バンコク、バンコク⇔カンボジア、バンコク→日本) | 64,556円 バンコク⇔カンボジア 12,000円 |
ホテル代金 (バンコク:プルマン バンコク キングパワー) | (1名当たり) 38,774円 (1室) 77,548円 |
ホテル代金 (カンボジア:コートヤード バイ マリオット プノンペン) | (1名当たり) 9,274円 (1室) 18,548円 |
交通費 | 10,000円 |
観光代金 | 10,000円 |
食事代金 (1日:3,000円) | 15,000円 |
雑費、お土産 | 10,000円 |
合計 | 169,604円 |
海外旅行の中でも費用を抑えやすいタイ旅行を楽しもう!
タイには、見ごたえのある観光地がたくさんあります。日程に余裕があれば、周辺の地域や国との周遊も視野にオリジナルの旅行プランを計画してみてください。
タイは、費用を抑えて行けることでも人気の海外旅行先です。早めに予約をすることで、さらにお得なタイ旅行を実現させましょう。