【2024】ベルギー旅行の計画に役立つ!人気観光スポット16選とおすすめ観光テーマ3選!
ベルギーはこんな場所!
ベルギーは、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、フランスという4カ国に囲まれた「ヨーロッパの十字路」と呼ばれる国です。首都ブリュッセルは、EUやNATOといった国際機関の本部が置かれ、欧州の中心都市として重要な役割を担っています。
ベルギーの気候は、夏は25℃前後と過ごしやすいですが、日差しが強いので帽子や日焼け止めは必須です。9月に入ると気温が下がり始めるので、ジャケットなど羽織るものがあると便利。快適な気候で観光できるシーズンは、4月から8月頃の時期です。
日本との時差は8時間ですが、サマータイム期間(3月最終日曜から10月最終日曜まで)は7時間となります。
ブリュッセルでは外せない!ランキング上位の観光スポット7選
ブリュッセルは、古都ならではの美しい街並みが10世紀から脈々と受け継がれ、ヨーロッパでも屈指の観光都市です。コンパクトな街なので、徒歩での観光も十分楽しめますが、メトロやトラムを利用すれば、より効率的に観光スポットを巡ることができます。
ここでは、ブリュッセルでぜひ訪れてほしい、人気の観光スポット7選をご紹介します。それぞれのスポットの魅力や便利なアクセス方法も詳しく解説するので、ブリュッセル旅行の計画にお役立てください。
01| 小便小僧の像
小便小僧の像は、1619年、彫刻家ジェローム・ドゥケノワの手によって作られた、ブリュッセルを代表するユニークな像です。その誕生には、爆弾を小便で消した勇敢な少年や魔女の呪いを解いたという面白い伝説も語り継がれていますが、本当のところはわかっていません。
小さな路地の奥まった場所にひっそりと佇んでいますが、多くの観光客が訪れるため、周辺はいつも賑やかです。
2017年には、「小便小僧衣装ミュージアム」がオープンしました。世界中から贈られた個性豊かな衣装の数々を展示しており、日本から贈られた衣装も見つけることができます。
スポット名 | 小便小僧の像 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centrale/Centraal Station から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
02|アトミウム
1958年のブリュッセル万国博覧会のために建造された、アトミウムはベルギーを代表するランドマークです。鉄の結晶構造をモチーフにした斬新なデザインは、高さ103mの巨大なオブジェとして、ブリュッセルの空に堂々とそびえ立っています。2004年の大規模な修復を経て、現在も万博会場跡地のエゼル公園でその姿を保ち続けています。
アトミウム内部には、各球体間がエスカレーターでつながっており、まるで宇宙空間を旅しているような体験ができるところも魅力。ブリュッセルの街を一望できる展望台や食事を楽しめるレストランが設けられています。
スポット名 | アトミウム |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Heizel駅から徒歩9分 |
料金 | 大人:16.00 €(約2,600円) |
03|サン・ミッシェル大聖堂
サン・ミッシェル大聖堂は、13世紀から15世紀にかけて、長い年月をかけて建てられたゴシック様式の荘厳な聖堂です。
69mの高さを持つ双塔が印象的ですが、その魅力は外観だけではありません。内部に足を踏み入れると、美しいステンドグラスが奏でる色鮮やかな光や繊細な彫刻が施された柱、荘厳なパイプオルガンの調べが訪れる人を包み込みます。中でも、16世紀に制作された1200枚ものステンドグラスは、自然光を浴びて輝き、見るものを圧倒する美しさです。
大聖堂は、ベルギー王室とも深く結びついており、ローマ皇帝の戴冠式をはじめ、王室関係者の重要な儀式が数多く行われてきました。歴史と伝統が息づく空間で、静かに時を過ごすことができるでしょう。
スポット名 | サン・ミッシェル大聖堂 |
住所 | |
アクセス | ブリュッセル中央駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
04| ブリュッセル王宮
ブリュッセル王宮は、ベルギー国王が国賓を迎えるなど、重要な式典を行うための迎賓館として利用されている宮殿です。一般には公開されていませんが、毎年夏(7月~9月)の期間限定で、豪華絢爛な内部を公開しています。
一般公開期間中は、壮麗な帝国の間や、歴史を感じさせるナポレオンのイスはもちろん、息をのむような広さの玉座の間など、普段は目にすることのできない空間を自由に散策できます。豪華なシャンデリアや、王室の歴史を物語る貴重な文献、そして芸術的な装飾品の数々。まるで歴史の教科書の中に迷い込んだような、特別な体験ができるでしょう。
スポット名 | ブリュッセル王宮 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄トローネ駅から徒歩2分 |
料金 | 無料 夏期(7月〜9月)のみ一般公開 |
05|芸術の丘(モンデザール)
芸術の丘は、ブリュッセルの中心部、ロワイヤル広場へ向かう途中に広がる、緑豊かな階段状の庭園です。19世紀、レオポルド2世が構想を練り、20世紀には造園家ルネ・ペシェールの独創的なデザインによって、現在の美しい姿へと生まれ変わりました。
丘の上からは、ブリュッセルの街並みがパノラマのように広がり、訪れる人を魅了します。色とりどりの花々が咲き誇る庭園を散策したり、噴水のしぶきを浴びたりしながら、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
芸術の丘という名前の通り、周辺には王立美術館や王立図書館、楽器博物館など、文化施設が充実しています。芸術に触れ、歴史と文化を深く知りたい方には、まさにぴったりの場所と言えるでしょう。
スポット名 | 芸術の丘(モンデザール) |
住所 | |
アクセス | ブリュッセル中央駅から徒歩3分 |
料金 | 無料 |
06|ベルギー漫画センター(ブリュッセル)
ベルギーは、世界中で愛される『タンタン』や『スマーフ』を生んだ、漫画大国としても知られています。そんなベルギーの豊かな漫画文化を体験できるのが、ベルギー漫画センターです。館内では、貴重な原画やアニメーションの上映など、漫画ファンにはたまらない展示が盛りだくさん。
建物は、アール・ヌーヴォー様式の巨匠、ヴィクトル・オルタによる設計で、美しい建築様式も魅力の一つです。明るい吹き抜けのエントランスホールは、まるで漫画の世界へ足を踏み入れたような、ワクワクする空間が広がっています。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも販売しているので、お土産探しにも最適です。
ベルギーの街を歩けば、いたるところで『タンタン』の主人公、タンタンと彼の相棒であるスノーウィの姿を見つけることができます。住宅の壁や駅のホーム、ホテルの内装など、街は『タンタン』の世界観でいっぱいです。街中でタンタンを探してみるのも楽しいかもしれません。
スポット名 | ベルギー漫画センター |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centraleから徒歩10分 |
料金 | 大人€13(約2,059円)/人 |
07 | 王立美術館、マグリッド美術館(ブリュッセル)
ベルギーを代表する美術館といえば、王立美術館とマグリッド美術館が外せません。どちらも、ブリュッセル王宮のすぐ近くに位置し、長い歴史と豊かな芸術作品を誇ります。
1803年に開館した王立美術館は、フランダースの巨匠と呼ばれるルーベンスのダイナミックな宗教画や神秘的な雰囲気を醸し出すクノップの作品など、数々の名画を所蔵しています。一方、20世紀のシュールレアリスムを代表する画家、マグリットの作品に特化したマグリット美術館では、鳩をモチーフにした象徴的な作品『帰還』や一連の作品群『光の帝国』など、彼の独特な世界観を存分に楽しめるところが魅力です。
これらの美術館は、特に週末は大変混み合います。ゆっくりと鑑賞するためには、平日の午前中がおすすめです。また、事前に公式サイトで観たい作品の展示場所を確認しておき、よりスムーズに美術館内を巡りましょう。
スポット名 | 王立美術館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centrale/Centraal Station から徒歩5分 |
料金 | 大人 €10(約1,594円) |
ブリュッセルの街を歩き尽くす!エリア別観光ガイド3選
ブリュッセルは、中世の面影を残す歴史的な建造物と、洗練されたモダンな雰囲気が共存する、魅力あふれる都市です。街を歩けば、ゴシック様式の美しい建物や、可愛らしいカフェ、個性的なショップが目に飛び込んできて、飽きることがありません。
ここでは、そんなブリュッセルを代表する3つのエリアをご紹介します。
01 |グランプラス
ブリュッセルの中心部に位置するグランプラスは、文豪ヴィクトル・ユゴーが「世界で最も美しい広場」と絶賛した、世界遺産に登録された場所です。「グラン(大きい)」と「プラス)広場)」という言葉が示す通り、縦110m、横70mの広大な空間が広がっています。
石畳の広場を取り囲むように建ち並ぶのは、ゴシック様式のブリュッセル市庁舎と、かつて王の住まいだったブリュッセル市立博物館。そして、それぞれの職人のギルドが建てたギルドハウスが、歴史を感じさせる美しい街並みを形作っています。
昼間は、これらの建物の荘厳な姿に圧倒されますが、夜になると、ライトアップされたグランプラスは、また違った魅力を見せてくれます。
スポット名 | グランプラス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centrale/Centraal Station より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
URL |
02|イロ サクレ地区
イロ・サクレ地区は、美食家たちを夢中にさせるグルメの聖地として知られています。細い路地には、伝統的なベルギー料理店から、おしゃれなビストロ、地元の人々に愛されるカフェまで、数えきれないほどの飲食店がひしめき合っています。まるで食のテーマパークのような街並みは、「食い倒れ横丁」と呼ばれる所以です。
特に、新鮮な魚介料理を提供する店が多く、ベルギーの名産であるムール貝は絶品。白ワイン蒸しやビール蒸しなど、さまざまな調理法で味わえるので、食べ比べもおすすめです。
街を散策しながら、五感でブリュッセルの食文化を体験してみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない美食の旅になるはずです。
スポット名 | イロ サクレ地区 |
住所 | |
アクセス | ブリュッセル中央駅から徒歩6分 |
料金 | 無料 |
03| ギャルリ・サンテュベール(ブリュッセル)
ギャルリー・サンチュベールは、1847年に建てられた世界最古のアーケードの一つです。全長約200mの廊下が、まるで光の回廊のように人々を包み込み、アール・ヌーヴォー様式の美しい装飾が施された天井からは、太陽の光が降り注ぎます。
アーケードは、「王のギャルリー」「女王のギャルリー」「王子のギャルリー」という3つの通路に分かれており、それぞれに個性的な店が軒を連ねています。お土産探しなら、老舗のチョコレート店がおすすめ。ビビットカラーのパッケージに入った可愛らしいチョコレートは、可愛らしいボンボンは、自分用にも、大切な人への贈り物にもぴったりです。
また、おしゃれなカフェで休憩したり、個性的なブティックでショッピングを楽しんだりすることもできます。天気の良い日には、ガラス張りの天井から差し込む陽光を浴びながら、優雅なショッピングを楽しむのもおすすめです。
スポット名 | ギャルリ・サンテュベール |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centrale/Centraal Station から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
ブルージュでは外せない!ランキング上位の観光スポット3選
ブルージュはベルギーの北西部に位置する、中世の面影を色濃く残す美しい街です。運河が縦横に流れ、石畳の道に歴史的建造物が立ち並ぶ街並みは、訪れる人々を魅了します。世界遺産の鐘楼や修道院などがあり、チョコレートやレースといった伝統文化も楽しめる、ロマンチックで魅力あふれる都市です。
ここでは、ブルージュの定番おすすめ観光スポット3選をご紹介します。
01|ブルージュ歴史地区
\ マルクト広場 /
ブルージュは、「北のヴェネツィア」と呼ばれる運河の美しい街です。世界遺産に登録された歴史的な旧市街の中心には、マルクト広場が広がっています。かつてのギルドハウスがレストランなどに生まれ変わり、活気あふれる雰囲気です。特に、83mもの高さの鐘楼は必見。366段の階段を上ると、街を一望できる絶景が広がります。
\ ベギン会修道院 /
世界遺産であるベギン会修道院(ベギンホフ)は、美しい白壁の建物と静寂に包まれた緑豊かな中庭が特徴的な修道院です。1245年に女性の自立を支援するために創立され、今でも中世の歴史と文化を感じることができます。ブルージュ駅とマルクト広場の中間に位置しており、どちらからも徒歩10分ほどの距離で、アクセスしやすい便利な立地です。
\ 聖母教会 /
聖母教会は、13~15世紀に建造されたレンガ造りの壮麗な教会です。122mの高さを誇る尖塔は、ブルージュで最も高い建築物で、街のシンボル的な存在です。マルクト広場とベギン会修道院の中間に位置しています。
内部に入ると、高い天井と輝くステンドグラスが織りなす神秘的な空間に包まれます。特に、ミケランジェロの制作した「聖母子像」の彫刻は必見です。
スポット名 | ブルージュ歴史地区 |
住所 | |
アクセス | ブルージュ駅から徒歩20分、バスで10分 |
料金 | ・マルクト広場:無料 ・ベギン会修道院・無料 ・聖母教会:大人€8(約1,300円) |
02|運河クルーズ
運河クルーズは、中世の面影を色濃く残すブルージュの街並みを水路から楽しめる人気のアクティビティです。ボートにゆっくりと揺られながら、運河沿いの歴史的建造物や緑豊かな庭園、ゴシック様式の教会などを間近に見ることができます。
クルーズは約30分間で、英語、オランダ語、フランス語のガイドが街の歴史や見どころを詳しく説明してくれます。低い橋をくぐる瞬間や、白鳥が泳ぐ姿を間近で見ることができるのは、運河クルーズならではの魅力。ボートは5か所の乗り場から出発し、どの乗り場からでも同じルートを巡ることができます。
スポット名 | 運河クルーズ |
住所 | |
アクセス | ・ブルージュ駅から徒歩17分 ・マルクト広場から徒歩6分 |
料金 | 大人:€15(約2,390円) 子供(4歳から11歳):€9(約1,440円) 子供(4歳未満):無料 |
03|ミンネワーテル公園
ミンネワーテル公園は、美しい自然と歴史が調和したロマンチックな公園で、「愛の湖公園」とも呼ばれています。園内は、静かな湖と美しい木々が広がっており、散歩やピクニックに最適な場所です。公園の中心にある「愛の湖」に架かる橋からは、ブルージュの美しい街並みを眺めることができます。
かつて重要な港であったので、当時の運河や水門が残っており、歴史を感じさせる景観も魅力の一つ。湖畔には、現在はレストランとして利用されている「ミンネワーテル城」があり、食事を楽しみながら美しい景色を堪能できます。駅や観光名所へのアクセスにも便利な立地にあり、ブルージュ観光の合間にリラックスするのにも理想的なスポットです。
スポット名 | ミンネワーテル公園 |
住所 | |
アクセス | ブルージュ駅から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
アントワープでは外せない!ランキング上位の観光スポット3選
アントワープは、ベルギー北部に位置する歴史と文化が息づく魅力的な港湾都市です。画家ルーベンスの故郷であり、ダイヤモンド取引の世界的な拠点としても知られています。また、ファッションも盛んなため、街全体が洗練された雰囲気に包まれています。中世の街並みとモダンな雰囲気が調和したアントワープは、観光やショッピング、芸術鑑賞に最適です。
ここでは、アントワープの定番おすすめ観光スポット3選をご紹介します。
01 | ノートルダム大聖堂
アントワープのシンボル、聖母大聖堂は、1352年の着工から約170年かけて完成した壮大なゴシック建築です。高さ123mの北塔が天に向かってそびえ立ち、アントワープを訪れた人々を圧倒します。
内部には、ルーベンスの代表作である「キリスト昇架」などの傑作が飾られ、「フランダースの犬」の舞台としても知られています。日本語のパンフレットも用意されており、歴史や芸術に触れながら、ゆっくりと見学したい場所です。
スポット名 | ノートルダム大聖堂 |
住所 | |
アクセス | トラム Groenplaats駅から徒歩5分 |
料金 | 大人€12(約1,900円)/人 |
02 | アントワープ中央駅
アントワープ中央駅は、訪れる人を圧倒するほどの美しさを誇る駅舎です。ガラスと鉄骨で作られた巨大なドーム型天井は、まるで美術館のような空間。その壮麗な姿から「鉄道の大聖堂」と呼ばれています。
ヨーロッパ各国からの列車が発着するため、国際色豊かな雰囲気も魅力の一つ。1905年に完成した駅舎は、ブルージュ出身の建築家ルイ・デル・センセリーによる設計で、その美しさは今も人々を魅了し続けています。
駅内には、かつて王族が利用していたという歴史あるカフェもあり、旅の途中で立ち寄るのに最適です。
スポット名 | アントワープ中央駅 |
住所 | |
アクセス | 電車Antwerpen Centraal駅 |
料金 | 無料 |
03|ルーベンスの家
ルーベンスの家は、1610年、巨匠ルーベンスが33歳のときに購入し、62歳で亡くなるまで暮らした邸宅兼アトリエです。イタリア風の豪華な装飾と広々とした庭園が特徴で、中庭とバロック様式の柱廊のデザインはルーベンス自身が手がけました。アトリエでは数々のバロック美術の傑作が生み出され、また、邸宅は美術品の収蔵場所や図書室としても利用されていました。
現在は博物館として一般公開されており、ルーベンスの作品をはじめ、ルーベンスが収集した美術品や家具が展示されています。同時代の芸術家による作品も鑑賞でき、バロック美術の豊かな文化に触れることができる貴重なスポットです。
スポット名 | ルーベンスの家 |
住所 | |
アクセス | アントワープ中央駅から徒歩12分 |
料金 | ・25歳以上:€12(約1,920円) ・18歳以上25歳未満:€8(約1,280円) ・18歳未満:無料 |
ベルギーでは何をする?おすすめの旅テーマ3選を紹介
定番の観光スポットを巡りながらベルギーを楽しむのもいいですが、旅テーマを設けて行き先を考えるのもおすすめです。気になるものに焦点を当ててプランを考えてみると、新たなベルギーの一面が発見できるはず。
ここでは、おすすめの旅テーマをご紹介します。オリジナルのベルギー旅行をぜひ実現させてください。
ここでしか食べられない!ベルギーの美食巡り
美食大国とも言われるベルギーは、ムール貝を中心とする海鮮料理、とろとろに煮込んだ肉料理、ふわふわカリカリのベルギーワッフルなど、魅力的な料理が揃っています。
ここでは、ブリュッセルでおすすめのレストランやカフェをご紹介するので、店選びの参考にしてください。
海鮮料理|シェ・レオン(Chez Léon)
1893年創業の老舗レストランの名物は、鍋いっぱいに入ったムール貝の蒸し料理です。看板メニューのスペシャル(Speciaal)は、プリプリのムール貝がたっぷり入った大皿料理。友人や家族とシェアするのがおすすめです。
ブリュッセルでムール貝といえば、この店と言われるほどの人気店。観光客だけでなく地元の人から現地駐在員まで、人々に親しまれているレストランです。
スポット名 | シェ・レオン |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Bourse駅より徒歩5分 |
肉料理|オーザルム・ド・ブリュッセル(Aux Armes de Bruxelles)
オーソドックスなベルギー料理が楽しめる、クラシカルな雰囲気が漂うレストランです。ボリュームたっぷりの煮込み料理が人気で、海鮮料理からコロッケなどの揚げ物まで、幅広いメニューが味わえます。
看板メニューとも言えるのは、クリームシチューのような郷土料理 ワーテルゾーイ(Waterzooi)で、€24(約3,825円)です。
スポット名 | オーザルム・ド・ブリュッセル |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Bourse駅より徒歩5分 |
ベルギービール|デリリウム・カフェ(Delirium Café)
800以上の銘柄があるとも言われるベルギービールは、フルーティで飲みやすく日本でも近年注目されています。ブリュッセルにあるたくさんのビア・カフェの中でも人気なこちらの店は、2004種類ものビールが飲めるとしてギネスブックにも掲載されています。
グランプラスからほど近くとアクセスも良く、趣ある雰囲気の店内にはベルギービールの他に世界中のビールがずらり。ビールはサイズが選べ、500mlで€10(約1,594円)ほどが目安です。グレープフルーツやアップルなどのフルーツビールも豊富にあり、スタッフに好みを伝えるとおすすめを教えてくれます。
スポット名 | デリリウム・カフェ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Gare Centraleから徒歩10分 |
チョコレート|ノイハウス(Neuhaus)
厳しい基準の中で、高品質のチョコレートが生まれたと言われるベルギーチョコレートも、ブリュッセルの美食旅には外せません。
ギャルリー・サンチュベールに本店のあるこちらの店は、プラリーヌやバロタンと呼ばれる専用の箱を生んだ王室御用達の老舗としても知られています。店内のショーケースにかわいらしいチョコレートが並ぶ光景は、まるで宝石のようです。
看板商品は、1958年開催のブリュッセル万博で登場したタンタシオン(Tantation)€2.38(約380円)で、伝統の味を詰め込んだギフトボックスも色々な味が楽しめておすすめです。
スポット名 | ノイハウス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Bourse駅から徒歩7分 |
中世にタイムスリップのルネサンス建築巡り
ブリュッセルを訪れたなら、ぜひアールヌーヴォー建築巡りをしてみてください。ルイーズ地区には、ヴィクトル・オルタが設計したオルタ邸やタッセル邸など、世界遺産にも登録されている建物が集中しています。
ギャルリー・サンチュベールも、建物自体が芸術作品のような美しさ。ショッピングだけでなく、建物そのものを楽しむことができます。
蚤の市とアンティークショップ巡り
日本ではフリーマーケットといった方が馴染みがありますが、一期一会の出会いを楽しめる蚤の市にも、ぜひ足を運んでみてください。
ジュ・ド・バル広場の蚤の市やグラン・サブロン広場のアンティーク市などが有名で、朝からたくさんの人で賑わっています。フランスやドイツ、オランダなどの近隣諸国から流れ着いた品物がずらりと並ぶ姿は圧巻なので、蚤の市のハシゴもおすすめ。
市内にもたくさんのアンティークショップがありますが、グランプラスの南側にあるルート通り(Rue Haute)は、素敵な店が多いことで知られています。
ベルギーは魅惑の観光地!自分だけのプランを実現しよう
本記事ではベルギーのおすすめ観光スポットと観光テーマについて紹介しました。ブリュッセルを中心に、ヨーロッパの要所としての歴史や文化、風景を巡りながら、とっておきのスポットを見つけてみてください。
ベルギーは電車の交通が発達しているため、近郊の街へも気軽に足を伸ばせるところもポイントです。
本記事を参考に、ベルギーの魅力を探求する旅の計画をしてみてはいかがでしょうか?