【2024】ベネチア旅行の計画に役立つ!人気観光スポット20選
ベネチアはこんな場所!
イタリアの北東部、アドリア海に浮かぶベネチアは、運河が縦横に走る「水の都」として知られています。
ベネチア本島へのアクセスは、主に鉄道と航空が利用されます。 鉄道の場合、トレニイタリアのサンタ・ルチア駅が本島への主要な玄関口。イタリア各地やオーストリア、ドイツ、スイスなどから国際列車がアクセスしています。
航空の場合、最も近い国際空港はベネチア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ空港)で、国内外から多数の便が運航されています。 北に約30km離れたトレヴィーゾ空港を利用する航空会社もあるため、利用する航空会社を事前に確認しておきましょう。
ベネチア旅行で押さえておきたい!定番観光スポット9選
ベネチア本島は、車やバイク、自転車が乗り入れ禁止のため、交通手段は徒歩か水上バスのみとなっています。徒歩での移動は、石畳の道が入り組んだ迷路のような街並みを散策するのに最適。また、水上バス「ヴァポット」は、運河を巡りながらベネチアの街並みを一望するのにおすすめです。
ベネチアでぜひ体験したいのが、水の都ならではの風情を満喫できるゴンドラ。ゴンドリエーレの歌声やガイドの解説で運河をめぐれば、まるで映画のワンシーンに入り込んだような気分になれます。料金は30分80ユーロ(約12,726円)からで、相乗りも可能です。
ここからは、ベネチア旅行に行くなら訪れたい、定番の観光スポットを9つ紹介します。ベネチアの魅力を満喫するために、ぜひさまざまな場所を訪れてみてください!
01|カナルグランデ大運河
カナルグランデ大運河は、ヴェネツィアの中心部を流れる全長約3.8kmの運河です。ヴェネツィアの中心部をS字形に流れ、両岸には宮殿や教会などの建物が立ち並んでいます。その美しさから「世界で最も美しい通り」と称され、ヴェネツィアの景観を象徴する存在です。
カナルグランデ大運河を観光するなら、ゴンドラに乗って運河の景色を楽しむのがおすすめ。ゴンドラからは、両岸の美しい建物や運河を行き交う船舶を間近で観賞できます。
水上バスは、ゴンドラに比べて料金が手頃で自由に乗り降りできるため、自分のペースで観光を満喫できます。
スポット名 | カナルグランデ大運河(Canal Grande) |
住所 |
02|サン・マルコ広場
サン・マルコ広場は「世界一美しい広場」とも称され、街を代表する観光名所です。世界遺産に登録された歴史的な建造物が立ち並び、美しい景観は中世の趣を色濃く残しています。大部分が大理石で造られており、重厚な雰囲気を醸し出しているところも魅力です。
広場周辺には、華麗な装飾の寺院や宮殿が建ち並び、かつては政治や宗教の中心地として栄えました。現在は、ベネチアの主要な観光スポットが広場の周辺に多く集まっています。
広場の北側に位置する「ムーア人の時計台」は、500年以上の歴史を誇る観光スポットです。文字盤には天然石のラピスラズリが使用され、12の星座が描かれています。
スポット名 | サン・マルコ広場(Piazza San Marco) |
住所 | |
アクセス | 水上バスRialtoから徒歩7分、セント・ルチア駅から徒歩30分 |
料金 | 無料 |
03|リアルト橋
リアルト橋は、カナルグランデ大運河にかかる白い石造りの橋です。400以上ある橋の中で最も美しいとされており、その優美な姿は多くの人々を魅了しています。
建設当時は木造でしたが、13世紀に火災で焼失したため、石で再建されました。現在は、ベネチアの歴史と文化を象徴する、世界遺産に登録された観光名所となっています。
サン・マルコ広場と並ぶベネチアのハイライトの1つであり、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
スポット名 | リアルト橋(Ponte di Rialto) |
住所 | |
アクセス | サン・マルコ広場から徒歩6分 |
04|サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院は、サン・マルコ広場の東側に佇む荘厳な寺院です。9世紀に建てられた寺院は、福音書記者の聖マルコを祀っていることで知られています。
聖堂内は、金色のモザイク画で彩られ、その美しい装飾は圧巻。ロマネスクやゴシック、ルネサンスなど、時代を超えて受け継がれた様々な建築様式が融合した姿も見どころです。
おすすめのスポットは、寺院内にある「サン・マルコ博物館」の2階にあるテラスです。ここからは、サン・マルコ広場の美しい景観や運河を行き交う船を眺めることができます。また、サン・マルコ寺院の鐘楼は、高さ99mのレンガ造りで、街全体を一望できる絶景スポットです。時間に余裕がある方は、ぜひ上まで登ってみてください。
スポット名 | サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco) |
住所 | |
アクセス | 水上バスRialtoから徒歩7分、セント・ル チア駅から徒歩30分 |
料金 | 大人:3ユーロ(約478円) |
05|ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
ドゥカーレ宮殿は、ベネチアの歴史と文化を象徴する宮殿で、サン・マルコ寺院と隣り合わせに立っています。現在は美術館や映画祭の会場としても利用されていますが、1000年以上にわたってベネチア共和国の総督の居城であり、監獄としても使われていました。
見どころは、ため息橋、黄金の階段、ティントレット作「天国」の3つ。ため息橋は、囚人たちが投獄前にベネチアの美しい景色を眺め、ため息をついたとされる悲恋の橋です。黄金の階段は豪華な装飾が施された階段で、宮殿の威厳を象徴しています。ティントレット作「天国」は壁一面に描かれた世界最大の油絵で、その壮大なスケールと美しさは圧巻です。
スポット名 | ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale) |
住所 | |
アクセス | 水上バスRialtoから徒歩9分、セント・ル チア駅から徒歩33分 |
料金 | 大人:25ユーロ(約3,989円) |
06|ため息橋
ため息橋は、水の都ヴェネツィアの象徴とも言える、白い大理石の橋です。ドゥカーレ宮殿の裏手に位置し、囚人が牢獄へと渡る際にため息をついたことから「ため息橋」と呼ばれています。
橋の下でキスをすると永遠の愛が結ばれるという言い伝えがあり、ゴンドラツアーの人気スポットとしても知られています。
スポット名 | ため息橋 |
住所 | |
アクセス | 水上バスRialtoから徒歩9分、セント・ル チア駅から徒歩33分 |
料金 | 大人:25ユーロ(約3,989円) |
07|サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は、サン・マルコ広場の対岸に位置する優雅な教会で、「大運河の貴婦人」とも称されます。教会は中世にペストが流行した際に、聖母マリアへの祈りを捧げるために建設されました。
「サルーテ」はイタリア語で「健康」を意味します。また、この教会の前には正式なゴンドラ乗り場があり、おすすめの観光スポットです。
スポット名 | サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute) |
住所 | |
アクセス | サン・マルコ広場から水上バス1番〜サルーテ駅下船〜徒歩1分 |
料金 | 教会入場:無料 聖具室:4ユーロ(約634円) |
08|スカラ・コンタリーニ・デル・ボヴォロ(Scala Contarini del Bovolo)
スカラ・コンタリーニ・デル・ボヴォロは14世紀に建設された宮殿で、その見どころの1つが付属している外階段です。15世紀の終わりに、有力なコンタリーニ家の御曹司、ピエトロ・コンタリーニの依頼により、優美な螺旋階段が造られました。
階段は、カタツムリのように螺旋状になっていることから、ベネチア語で「カタツムリ」を意味する「ボヴォロ」と呼ばれるようになりました。階段は、連続したアーチが螺旋状に配置され、円筒型の階段を形成しています。
宮殿は運河に近く位置しているため、螺旋階段の上からは街の美しい風景を見渡すことができるところが魅力です。ベネチアで有名な展望台といえばサン・マルコ広場の大鐘楼ですが、その入場には長い待ち時間がかかることがあります。その点、ボヴォロ階段はおすすめの場所と言えるでしょう。
スポット名 | スカラ・コンタリーニ・デル・ボヴォロ(Scala Contarini del Bovolo) |
住所 | |
アクセス | 水上バス2S.Marco行き乗船、Rialto下船徒歩5分 |
料金 | 8ユーロ(1,287円) |
09|フェニーチェ劇場(Teatro La Fenice)
フェニーチェ劇場は、イタリアでも有名な歴史あるオペラハウスです。現在も歌劇場として使用されており、観光客が多く訪れる場所なので、ドレスコードも厳しくなく、本場のオペラを堪能できます。
オペラ鑑賞をしなくても、中を見学するツアーが用意されているので、ぜひ訪問してみてください。見学ツアーでは、フェニーチェ劇場の歴史を知ることができ、歌手の写真やレトロなポスターなどが展示されています。劇場内は、赤とゴールドを基調とした色彩と観客席や豪華な装飾が織りなす華麗な空間が広がり、優雅な気分に浸れる場所です。
スポット名 | フェニーチェ劇場(Teatro La Fenice) |
住所 | |
アクセス | 水上バス2S.Marco行き乗船、S. Angelo下船、徒歩5分 |
料金 | 大人:12ユーロ(1,931円) |
ベネチアを深く味わうなら、ぜひ訪れたい穴場スポット3選
ベネチアは歴史ある教会や豪華な宮殿が数多くありますが、同時に本島には大学も存在し、地元の人々が生活している場所でもあります。地元の人々が利用する賑やかな市場では、珍しい食材が並び、日本では体験できないイタリア人の生活が垣間見られる点が魅力です。
以下では、特徴的な教会や市場、かつてのドイツ商館について紹介します。
01|サント・ステファノ教会(Chiesa di Santo Stefano)
サント・ステファノ教会は、外から見るとシンプルですが、一度中に入ると内部の美しさと保存されている作品に魅了されます。教会は13世紀に建設され、14世紀に再建、15世紀初頭に改造されたゴシック様式の建物です。
教会内の見どころの1つは、ベネチアの船大工が船底構造を使用した木造の天井です。イタリアの教会では大理石やレンガを用いた天井が多い中、木を用いた天井は珍しく、その印象的な姿は訪れる者を魅了します。
他にも、内部にはキリストのエピソードを描いたティントレットの作品「最後の晩餐」などがあるので、建築と絵画を一緒に堪能してください。
スポット名 | サン・ステファノ教会(Chiesa di Santo Stefano) |
住所 | S. Marco, 3471C, 30124 Venezia VE |
アクセス | 水上バス5.1Lido行きZattere "B下船徒歩10分 |
料金 | 大人:3.50ユーロ(563円) |
02|魚市場(Mercato del Pesce)
リアルト橋近くには、新鮮な魚や野菜、果物などの食材を販売している市場があります。魚市場は日曜日と月曜日が定休日で、野菜などの食材市場は日曜日が休業日。営業は朝の7時から始まりますが、終了時間は日によって異なり、昼すぎから14時頃になることが多いです。
特におすすめな場所は、ベネチアのラグーンで採れた近海物を販売している魚市場です。ムール貝やタコ、ヒラメ、さまざまな種類のエビなど、日本とは異なる魚介類が見られます。
隣接する野菜や果物のエリアには、カラフルな食材が並び、気になる食材を少量でも購入できます。地元の人々が利用する通常の市場で、屋台などはありませんが、イタリアの賑やかな市場の雰囲気を楽しめ、ベネチアの日常を垣間見ることができます。
スポット名 | 魚市場(Mercato del Pesce) |
住所 | |
アクセス | 水上バス1Lido行きRialto Mercato下船徒歩2分 |
料金 | 無料 |
03|T・フォンダコ・デイ・テデスコ・バイ・DFS(T Fondaco dei Tedeschi by DFS)
T・フォンダコ・デイ・テデスコ・バイ・DFSは、かつてドイツ商館だった建物をラグジュアリーなショッピングモールに改装した場所です。
ベネチアはかつて各国の商業の中心地であったことから、13世紀にはドイツ語圏の商人が使用するドイツ商館が建設されました。建物はその後何度か改装され、一時期にはジョルジョーネによるフレスコ画があったと言われています。また、中央郵便局としても使用された時期もありましたが、現在はDFSグループの路面店にリノベーションされています。
ここでのおすすめは、ショッピングも良いですが、無料でアクセスできる眺めの良いテラスに行くことです。テラスからは、リアルト橋周辺のベネチアの街並みが一望でき、建物の案内図が設置されているため、遠くから観光スポットを見ることができます。入場待ちの行列ができることがあるため、公式サイトで予約して訪問しましょう。
スポット名 | T・フォンダコ・デイ・テデスコ・バイ・DFS(T Fondaco dei Tedeschi by DFS) |
住所 | Rialto Bridge, Calle del Fontego dei Tedeschi, 30100 Venezia VE |
アクセス | 水上バス1Lido行きRialto 下船徒歩2分 |
ベネチアの文化と芸術を肌で感じるスポット3選
ベネチアは何世紀にもわたり、ルネッサンスの芸術家や詩人にとって重要な保養地でした。ベネチアには、ルネッサンスの芸術家によって生み出された有名な傑作が今も残り続けています。
15世紀に始まったルネッサンス芸術は、ベネチアにも広まり、16世紀には成熟期を迎えました。当時、ベネチア周辺で活躍した芸術家たちを「ベネチア派」と呼びます。彼らは、美しい色彩と物語性ある絵画を特徴としています。
以下では、ベネチアでおすすめの博物館と美術館を紹介します。ベネチアがルネッサンス時代に果たした役割やベネチア派の芸術的功績をより深く理解することができるので、ぜひ参考にしてみてください。
01|コッレール博物館
コッレール博物館は、サンマルコ寺院の向かい側に位置する博物館です。コの字型の建物の2階と3階が博物館となっており、ヴェネツィアの芸術に関する歴史を知りたい方におすすめのスポット。
博物館は、ベネチア貴族のテオドール・コッレールのコレクションをもとに建設されました。ベネチア共和国時代の人々の生活を展示品を通して知ることができ、19世紀の貴族の生活様式も展示品を通して垣間見ることができます。
スポット名 | コッレール博物館(Museo Civico Correr) |
住所 | |
アクセス | 水上バスRialtoから徒歩7分、セント・ルチア駅から徒歩30分 |
料金 | ドゥカーレ宮殿との共通券で入場可 (大人:25ユーロ(約3,989円) |
02|アカデミア美術館
アカデミア美術館は、アカデミア橋のたもとに位置する美術館です。元々は美術学校として設立されたため「アカデミア」と呼ばれています。学生の教育用に作品の収集が始まり、現在では14~18世紀のベネチア絵画を鑑賞しながら歴史を振り返ることができます。
作品を鑑賞しながら、当時の街の様子と現在の街を比較してみるのもおすすめです。まるでタイムスリップしたかのような感覚で、ヴェネツィアの歴史を肌で感じることができるでしょう。
常設展示には含まれていませんが、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を所蔵していることでも知られています。
スポット名 | アカデミア美術館(The Peggy Gugghenheim collection) |
住所 | |
アクセス | サン・マルコ広場から徒歩10分 |
料金 | 12ユーロ(約1,903円) |
03|グッゲンハイム美術館
グッゲンハイム美術館は、アカデミア美術館から徒歩5分ほどの距離にある、現代アートを展示する美術館です。ヴェネチアでは古典的な絵画が多い中で、教科書に載っているような馴染みのある近代アートを鑑賞することができます。
美術館の特徴は、アメリカのアートコレクターであるペギー・グッゲンハイムのかつての邸宅を利用していることです。そのため、美術館内には運河沿いの美しいベネチアの景色を眺めながら休憩できるテラスやカフェもあります。美術館は常設展示と企画展示があり、庭をはさんで2つの建物に分かれているため、ぜひ両方をチェックしましょう。
美術館は、一般的な美術館と比べてコンパクトであり、人気のあるスポットです。庭園やテラスも満喫したい方には、午前中に訪れることをおすすめします。
スポット名 | グッゲンハイム美術館(The Peggy Gugghenheim collection) |
住所 | |
アクセス | 水上バス San Vio 駅から徒歩3分 |
料金 | 16ユーロ(約2,538円) |
ベネチアから日帰りで行ける!5つの魅力あふれる島々
ベネチアには、本島以外にも日帰りや数時間で観光できる、それぞれ特徴を持った5つの島があります。中でも有名な場所は、ベネチアングラスで有名なムラーノ島とカラフルな街並みのブラーノ島です。他にも、静かな島が点在しており、本島とは異なった雰囲気を満喫できるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
島への行き方は、本島と同様に水上バスを活用してアクセスできます。乗船料金は片道9.50ユーロ(約1,529円)で、1日チケットや3日間チケットなどもあるので、スケジュールに合わせて購入してください。
01|サン・ジョルジョ・マッジョーレ島(San Giorgio Maggiore)
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島は、ベネチア本島のサンマルコ広場から正面に位置する小さな島です。
島の主要な見どころは、サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂です。聖堂には鐘楼があり、上に登ることができるので、ぜひ訪れてみてください。鐘楼からは、ベネチア本島のサン・マルコ広場とサン・マルコ大聖堂が対岸に広がる美しい景色を一望できます。
聖堂の近くには修道院もあり、イタリア式の庭園を楽しむことができます。ブリティッシュガーデンとは異なり、緑の植物が迷路のように配置され、美しく手入れされている点が特徴です。
スポット名 | サン・ジョルジョ・マッジョーレ島(San Giorgio Maggiore) |
住所 | |
アクセス | ベネチア本島より水上バスP.le Roma "G"乗船、S. Giorgioで下船 |
02|ムラーノ島(Murano)
ムラーノ島は、ガラス作りが盛んなことで有名な場所です。ベネチア共和国時代、ガラスの製造技術の流出を防ぐために、島で職人がガラスを製造していた歴史があります。島内には工房が点在しており、中を見学することも可能です。
また、ガラス博物館は、17世紀に建てられた宮殿を利用しており、周りの装飾も見応えがあります。歴史と美しさに浸りながら、ベネチアングラスのコレクションを堪能できるところが魅力です。さらに、サンティ・マリア・エ・ドナード教会は、ベネチアングラスのシャンデリアや床に描かれたモザイク画が美しく、訪れる価値があります。
ムラーノ島は、本島に比べて人が少なく、のんびりと水辺を散歩できるため、人混みが苦手な人にもおすすめの場所です。
スポット名 | ムラーノ島(Murano) |
住所 | |
アクセス | サンタ・ルチア・ベネチア駅から4.2Murano行きフェリーに乗りVenier下船 |
03|ブラーノ島(Burano)
ブラーノ島は、レースと漁師の島として知られ、カラフルな町並みが特徴の可愛らしい場所です。カラフルな特徴は、漁師たちが自分の家を海から見つけやすくするために、家々を鮮やかな色で塗ったことに起因していると言われています。
ブラーノ島の象徴である「サン・マルティーノ教会」は、鐘楼が傾いていることで有名です。教会の前には広場があり、カラフルな家々が並んでいるため、写真スポットとしてもおすすめ。
町のお土産店では、多くのレース編み製品が販売されており、素敵なお土産になります。また、漁師の町であるため、新鮮な魚介類を提供するレストランが多いのもポイントです。訪れた際は、ぜひランチやディナーを楽しんでみてください。
スポット名 | ブラーノ島(Burano) |
住所 | |
アクセス | サンタ・ルチア・ベネチア駅よりフェリー3Murano行きに乗りMurano Faro "B"で下船、12Treportiに乗り換えBurano "Cで下船 |
04|トルチェッロ島(Torcello)
トルチェッロ島は、静かで美しい小さな島で、ベネチアで最も古くから人々が住んでいた場所として知られています。必見のスポットは、7世紀のサンタ・マリア・アスンタ教会と古代の石でできたアッティラの玉座です。アッティラの玉座は、実際に座って写真を撮ることもできます。
有名なアーネスト・ヘミングウェイは、1948年ごろにトルチェッロ島で過ごし、執筆活動を行ったと言われています。島には数軒の地元レストランもあり、食事をすることも可能。島全体を観光するには、数時間あれば充分です。
スポット名 | トルチェッロ島(Torcello) |
住所 | |
アクセス | サンタ・ルチア・ベネチア駅よりフェリー3Murano行きに乗りMurano Faro "B"下船、12Treporti行きに乗り換えMazzorbo下船 |
05|リド島(Lido di Venezia)
リド島は、約11kmの長い形をした島で、人口約20,400人が生活しています。日本でも有名なベネチア映画祭の開催地でもあり、8月下旬から9月上旬にかけて多くの人がリド島に集まります。
夏の間はバケーション地として親しまれ、ベネチア近郊に住む人々の海水浴場として利用されているところも特徴です。6月から9月上旬まで、海水浴場ではレンタルできるサンベットやパラソル、更衣室などが設置されています。
世界的にも有名な映画「ベニスに死す」の舞台としても知られており、美しい魅力に溢れた島ですので、ぜひ一度訪れてみてください。
スポット名 | リド島(Lido di Venezia) |
住所 | |
アクセス | サンタ・ルチア・ベネチア駅よりフェリー5.1Lidoに乗りLido S.M.E. "A下船 |
ベネチアで、美食とアートを堪能して優雅な時間を楽しもう
本記事を参考に、水の都ベネチアで素敵な旅を楽しんでください!
本記事では、ベネチアの定番観光スポット20選をご紹介しました。新鮮な魚介が堪能できる美食レストランやベネチアの芸術、建築など、数多くのスポットが点在しています。
ベネチアには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、ベネチアの1日モデルコースを紹介していますので、参考にしてみてください!
\ ベネチアの1日モデルコースを紹介している記事はこちらから /
→ベネチアの1日モデルコース2パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
ベネチアは、ラグーンに囲まれた街でもあり、アクア・アルタと呼ばれる浸水現象が発生することで有名です。秋から冬の間は浸水の注意が高まる季節なので、旅行前に天候をチェックし、浸水対策を忘れずにしておきましょう。街中には、浸水用の歩行台が設置され、長靴も販売されています。
本記事を参考に、水の都ベネチアで素敵な旅を楽しんでください!