国内宿泊旅行への参加率は3割弱、参加希望率はやや上昇、「観光の実態と志向」調査

日本観光振興協会(山西健一郎会長)は7月1日、過去1年間(2021年4月―22年3月)の宿泊旅行についての「観光の実態と志向」調査の今年度版の結果(速報)を発表した。今年もコロナ禍下での旅行への意識と実態を調査。国内宿泊旅行への参加率は3割弱で前年同様低迷が続く。ただ、参加希望率は6割弱で前年から上昇するなど明るい兆しも見えてきた。国内宿泊旅行の参加率は28・6%で、前年度を0・6%下回り、コロナ前が50%前後で推移していたことを考えると厳しい状態が続いている。性・年代別では男性が30、40代を除く...