開発や町づくりに欠かせないのは民主主義的な合意形成-ニセコ町長 片山健也氏

地域の価値は良好な環境にあり
オーバーツーリズムのない町の課題とは

今年3月に策定されたニセコ町観光振興ビジョンでは、町の将来像について「町民や観光客から信頼される、持続可能な国際リゾート」を目指すとしている。同時にニセコ町は「2050年までにCO2排出量を86%削減」の目標を掲げる環境モデル都市でもある。町を率いる片山健也町長からは、持続可能な国際リゾートを目指すべき理由と、その実現に向けた戦略について伺うことができた。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -はじめにご自身の紹介をお願いいたします。片山健也氏(以下敬称略)...