【弁護士に聞く】濃厚接触者と認められた場合、休業手当は?

ポイントは「どこで感染したか」
休業手当を支払わない場合は各種公的支援金のチェックを

「コロナ感染者の濃厚接触者と認められた場合、2週間の自宅待機が求められているが、その間仕事を休ませざるを得ない場合、雇い主は休業手当を支払うべきか。」 新型コロナ感染第5波の嵐が吹きすさんでいるとされる。そんな中、ようやく、第5波では感染力が強くなる一方、致死率は低下しているとして、ロックダウンといった強い行動制限は不要で、むしろ医療逼迫の原因は医師会や開業医の怠惰であると非難する冷静な論調も増えてきているように感じる。私も昔からコロナ共生派ではあるものの、新型コロナは感染者の潜伏期間が...