2月の航空需要は14%減、「9.11」以降で最悪も、欧米急減は3月以降
国際航空運送協会(IATA)によると、2020年2月の国際線と国内線を合計した航空需要(有償旅客キロ、RPK)は、全世界で前年比14.1%減となった。座席供給量(有効座席キロ、ASK)は8.7%減で、ロードファクターは4.8ポイント減の75.9%となった。1月のRPKは2.5%増で2010年4月以降で最も低い伸び率であったが、2月は2001年の9.11以降で最悪の結果となった。2月は新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が中国を中心とするアジア太平洋地域に限定されていたこともあり、同地域は...