1月の航空需要は2.4%増、10年ぶりの低水準に
国際航空運送協会(IATA)によると、2020年1月の国際線と国内線を合計した航空需要(有償旅客キロ、RPK)は、全世界で前年比2.4%増となった。座席供給量(有効座席キロ、ASK)は1.7%増で、ロードファクターは0.6ポイント増の80.3%であった。RPKは前年を上回ってはいるものの、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響でブレーキがかかり、2010年4月以降で最も低い伸び率となった。2010年4月は欧州で火山の噴火による大規模な欠航が発生していた。国際線はRPKが2.5%増でASKが0....