旅行業界の絶滅回避へ「知恵と協働を」-OTOA大畑氏

日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)は1月10日、都内で新年会を開催した。会長の大畑貴彦氏は挨拶の冒頭で、昨年の日本人出国者の総数が、官民で目標としてきた2000万人に到達した可能性を示唆。「まだ速報は出ていないが、到達したのではとの情報も入ってきている」と述べ、「いずれにしても19年は大きな節目の年になったのでは」とコメントした。一方で昨年には、価格競争の激化を背景に大手OTAが公正取引委員会の立入検査を受けたことや、英国のトーマスクックが破綻したことなど、旅行業界のあり方を熟考させられる暗...