IATA、航空需要の伸びが縮小傾向、国際線はAPACや北米が堅調
国際航空運送協会(IATA)によると、2019年10月の国際線と国内線を合計した航空輸送の実績で、旅客需要の大きさを表す有償旅客キロ(RPK)は前年比3.4%増となった。前年を上回ってはいるものの、9月の3.9%増からは伸び率が鈍化しており、IATAによるとこれは国内線が伸び悩んだためという。国際線のRPKは3.2%増で、これに対して座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.6%増に留まったため、ロードファクターは1.3ポイント増の81.0%と8割を超えた。RPKを方面別に見ると、北米が4.1%増...