田川氏、「両利きの経営」を提案、新時代の法制も-JATA総会
日本旅行業協会(JATA)は6月24日、第63回の定時総会を開催した。冒頭で挨拶した会長の田川博己氏は、IT企業などの旅行業参入が続いている「これまでになく厳しい戦いの時代」を旅行会社が生き延びるためには、中核事業を深化すると同時にイノベーションを起こす「二兎を追う両利きの経営」が求められると主張。出席した会員企業に奮起を促した。“両利きの経営”については、米国の大学教授のチャールズ・A・オライリー氏とマイケル・L・タッシュマン氏の2016年の共著「両利きの経営 『二兎を追う』戦略が未来を切り拓く」...