外務省、タイ東部の危険レベル引き下げ-世界遺産周辺
外務省はこのほど海外安全ホームページにおいて、タイ東部のシーサケート県のカンボジア国境地域に位置するプレアビヒア寺院の周辺について、危険レベルを2の「不要不急の渡航は止めてください」から1の注意喚起に引き下げるとともに、同県に隣接するスリン県のカンボジア国境地域などに発出していた危険レベル1も解除した。プレアビヒア寺院は2008年にユネスコの世界遺産に登録されたヒンドゥー教寺院。タイ・カンボジア間においては、国境線および同寺院の領有を巡って長らく主張に相違が生じていたが、国際司法裁判所(ICJ)は1...