若者海旅検討会、大学に制度的協力を要望-次回取りまとめへ

  • 2018年3月29日

観光庁は3月29日、「若者のアウトバウンド活性化に関する検討会」の第3回会合を開催し、事務局が提言の骨子案を示した。終了後に本誌の取材に応えた観光庁によれば、提言には20代の海外旅行減少の現状、減少に起因する経済・非経済面の影響分析、現状が継続する場合の問題点、問題点を克服・回避するための課題、課題解決のための具体策の5点を盛り込む考え。このうち具体策については、詳細は明かさなかったものの、観光系学部を持つ大学などにカリキュラムの範囲内で海外を訪れる機会を設けること、学生が留学しやすい4学期制を導入...