コト消費を促す(3) 事業者が連携、「面」で活性化

ただ、こうしたコト体験は告知、プロモーションに課題を抱える。日本殺陣道協会は八木会長自らが奔走し、口コミなど地道に広がっていった。JTB西日本は、関西国際空港など自社の外国人専用の観光案内所、大阪市内50軒のホテルなどでチラシを配布するなど大手旅行会社のネットワークを活用したことが奏功した。課題はプロモーション 「皆で協力して盛り上げ」 そのため今、コトを提供する事業者同士で連携し地域観光の活性化につなげようとする試みが生まれ始めている。その一つが大阪市を中心に活動する「観光素材工房」。旅行会社や企...