熊本のホテル経営など2社が破産開始決定、負債計4.7億円

東京商工リサーチによると、熊本市でビジネスホテルを経営していたユリウスとその関連会社の酒のえびす屋は、このほど熊本地方裁判所から破産開始決定を受けた。負債はユリウスが債権者5名に対して4億1970万円、酒のえびす屋が債権者9名に対して4630万円で、合計4億6600万円。ユリウスは熊本市の繁華街で営業していたビジネスホテル「アスコットホテル」の元運営会社で、設立は2004年3月。同年11月に系列会社のテルメ熊本から同ホテルの不動産を取得して経営を継承したが、同業者との競合などで年々利用者は減少し、こ...