北海道の板倉会館など2社が民事再生法申請、負債計15億円

東京商工リサーチ(TSR)によると、北海道深川市の板倉会館と関連会社の板倉はこのほど、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。負債は板倉会館が約7億7000万円、板倉が約7億5000万円で、合計は約15億2000万円。板倉会館は1947年に鮮魚店として創業した後、80年に会社を設立。結婚式場などの運営に事業転換し、84年には2階建てのホテルを新築してホテル業に参入した。95年7月期にはピークとなる年間売上高約6億4000万円を計上。しかしその後は過疎化による利用者の減少などで、業績が低迷していた...