長野の駒ヶ根観光開発が特別清算、負債5.6億円
東京商工リサーチ(TSR)によると、長野県で宿泊施設の運営や管理などを手がけていた駒ヶ根観光開発は12月15日、長野地方裁判所伊那支部から特別清算の開始決定を受けた。負債総額は5億6000万円。駒ヶ根観光開発は、長野県南部の駒ヶ根市と地元住民の出資により1959年に設立された第3セクター。宿泊施設「高原荘」の運営と「国民宿舎すずらん荘」の指定管理者を務めていたほか、96年からは日帰り温泉施設「こまくさの湯」と隣接する「駒ヶ根キャンプセンター」の経営などもおこなっていた。2002年3月期には約6億33...