国交省、全日空の旅客不一致事案で各社に指示、照合厳格化
国土交通省航空局は10月25日、全日空(NH)が9月30日に福岡発羽田行きのNH256便で搭乗手続き未了の旅客を乗せ、定員が1名超過した状態で運航を開始した事案を踏まえ、国内の航空会社22社に対して、搭乗手続き済みの旅客と実際の搭乗者の照合を厳格におこなうよう指示した。各社に調査した結果、2012年以降に類似案件が計236件あったこと受けたもの。このうち、定員超過はNHで4件、日本航空(JL)で1件の計5件あったという。10月25日には、厳重注意を受けていたNHも再発防止策をまとめた報告書を提出。N...