JOPA山口会長、クルーズ市場拡大に期待、旅行会社の教育強化
このほど日本外航客船協会(JOPA)の会長に就任した商船三井客船代表取締役社長の山口直彦氏は、8月25日に開催した業界誌向け会見で「モノより経験が重視される現代は、クルーズという旅行スタイルに合う時代。将来的にクルーズ人口は増えていくだろう」と見通しを語った。今後は前会長の小林求氏が示した活動方針を踏襲し、「クルーズアドバイザー認定制度」を通じた市場の発展や、船旅の魅力の発信と強化、安全運航や船舶保全などに向けた取り組みを進める方針だ。同氏は現在のクルーズを取り巻く状況について、「1990年代にはセ...