デング輸入症例、直近はインドネシアが最多-感染研調査
国立感染症研究所(感染研)はこのほど、海外でデング熱に感染して帰国後に発症した「輸入症例」の直近の動向をまとめ、ウェブサイトで公表した。昨年8月から今年7月までの1年間の報告を集計したもので、期間中に医師からデング熱として報告された症例の総数は342例。国別の推定感染地はインドネシアが89例で最も多く、以下はフィリピンが79例、タイが26例、ベトナムとインドが各21例、ミャンマーが13例、マレーシアが12例、カンボジアが8例、スリランカ、バングラデシュ、シンガポール、ブラジルが各7例で続いた。感染研...