英国の航空旅客、20年までに3~5%減の可能性-IATA試算

  • 2016年6月27日

国際航空運送協会(IATA)は6月24日に国民投票により決定した英国のEU離脱を受けて、2020年までに同国の航空旅客数が3%から5%程度減少する可能性があるとの試算を示した。英国経済の低迷やポンド安などの影響などを勘案したもの。あわせて英国の航空業界は今後、独自の規則を設ける政策の自由を持つことと、欧州連合が進める航空管制改革の「シングル・スカイ構想」との間で、トレードオフに直面するとの見方を示している。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を傘下に収めるインターナショナル・エアラインズ・グループ(...