観光庁、入れ墨客の入浴に対応策、シール貼付など
観光庁はこのほど、昨年10月に国内の温泉施設を対象に実施した、入れ墨(タトゥー)のある訪日外国人旅行者への対応に関する実態調査の結果を踏まえ、留意点や対応事例を取りまとめた。具体的な対応策としては、シールなどで入れ墨部分を覆う、家族連れが少ない時間帯に入浴してもらうなど、入浴者に一定の対応を求める方法や、貸切風呂などを案内する方法などを提案した。観光庁では今後、業界団体などを通じて全国の入浴施設に周知するほか、警察庁や厚生労働省を通じて、全国の警察署や保健所などにも情報を発信する。また、外国人旅行者...