年頭所感(2)新たな提案で収益基盤強化、さらなる成長の1年に
▽日本旅行代表取締役社長 丸尾和明氏 2016年は当社が12年に策定し、13年度から実現に向け取り組んできた中期経営計画「ACTIVE2016」の最終年度にあたる。15年は同計画のアクションプランに基づく取り組みを一丸となって進めた結果、さまざまな課題はあったが、教育旅行、MICE、BTM、インバウンド、インターネット販売の中核分野はもとより、国内個人旅行の赤い風船や団体営業全体で着実な成果を得ることができた。しかし、海外個人旅行は中東やヨーロッパの情勢不安などの影響により、スタート時から厳しい...