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箱根の武蔵屋旅館が破産開始決定、負債総額8.5億円

  • 2015年11月25日

東京商工リサーチ(TSR)によると、箱根町の武蔵屋旅館は11月10日、横浜地方裁判所小田原支部から破産開始決定を受けた。破産管財人は杉崎茂法律事務所の古田玄弁護士で、負債総額は約8億4500万円。同社は箱根の芦ノ湖畔で温泉付きの「ホテルむさしや」を経営。芦ノ湖と箱根連山が一望できる露天風呂と展望風呂を備えており、好評を博していたという。しかし、バブル崩壊後の長期的な不景気や競合激化などにより業績が低迷。1995年頃におこなったリニューアルの設備投資の回収が進まず、苦しい資金運営が続いていた。その後も...