関空運営権、オリックス連合が優先交渉権者に、4月運営開始へ

  • 2015年11月10日

新関西国際空港は11月10日、関空と伊丹の空港運営権売却の優先交渉権者として、オリックスやフランスの空港運営大手ヴァンシ・エアポート社などからなるコンソーシアムを選定したことを明らかにした。2016年3月末に運営権を移管し、4月から同コンソーシアムが両空港を運営する見通し。契約期間は60年3月31日までの44年間となる。同社代表取締役社長の安藤圭一氏は同日に開催した発表会見で、年内には基本協定や実施契約の締結を済ませ、3月末の運営権移管に向けた手続きを着実に進めたい考えを示した。優先交渉権者となった...