関空、着陸料割引制度を継続、新たに臨時便誘発策も

新関西国際空港は3月24日、2015年度以降の着陸料割引制度について発表した。2012年度から実施してきた各種割引については、2015年4月から2年間延長。さらに新たな施策として、機材繰りの際に運航する関空/伊丹間のフェリー便の着陸重量の100%を割り引く。両空港の一体的運用を強化し、関空発着の臨時便運航を増加することがねらい。24日に開催した記者会見で、同社執行役員(航空営業担当)の住田弘之氏は「今のところは(フェリー便によって臨時便を実施した例は)ないが、臨時便を誘発する可能性はある」と意欲を示...