JATA田川氏、海外旅行に「1つの区切り」-プロダクトアウト促す
日本旅行業協会(JATA)会長の田川博己氏は7月1日の記者会見で、低迷する日本の海外旅行市場について「最高で1800万人台に達した時代もあったが、今年は1600万人も危うい」と述べ、個人的な意見として「海外旅行に1つの区切りが付き始めている」と語った。特にレジャーについては「海外旅行の意味を考えなおす時期に来ている」とし、今後は企業が商品開発において消費者のニーズを重視するマーケットイン型の発想から、企業側の姿勢を優先させるプロダクトアウト型の発想に戻すべきと主張した。田川氏は「マーケットがこれだけ...