着地型産業観光で誘客-滋賀・湖南(2) 絵付けや漬物に伝統
- 2015年3月24日
近江下田焼は、呉須と呼ばれる藍色が特徴。約260年の歴史ある素朴でシンプルなデザインで、ほとんどの工程が手作業による。絵付け体験は思い思いの絵や文字を筆で描ける。地域の伝統産業前面に 同じ下田にある近江つけもの山上は7年前から地元農家と提携し、湖国の伝統野菜の「地漬」にこだわる。自社農園で栽培する下田なすをはじめハクサイやニンジン、オオバなどを人の手で一枚一枚丁寧に重ねた白菜の重ね漬、日野菜(ひのな)など野菜の持ち味を引き出した漬物を作っている。近年は、県内の老舗味噌店と共同で近江牛やビワマスなどの...