井手長官、東南アジア訪日ビザ緩和、夏までに-旅行会社の処分厳格化も
観光庁長官の井手憲文氏は4月25日に開催された定例会見で、東南アジアをはじめとしたビザ要件の緩和を今夏までに実施したい考えを示した。関係各位に働きかけを続けていく方針だ。ビザ要件緩和については、4月18日付けで自由民主党政務調査会が発表した「観光立国の実現による日本経済再生に向けた提言」でも触れられており、井手氏は「我々も考え方は同じ」という。提言では、韓国などの競合国と同様の要件緩和をすべきとしており、具体的にはタイ、マレーシア、インドネシアに対するビザ免除、ベトナム、フィリピン、インドなどアジア...