日本航空、稲盛氏が取締役退任-植木社長、中計の必達強調、B787対応継続
日本航空(JL)は3月19日に開催した臨時取締役会で、4月1日以降の新役員体制を決定した。取締役名誉会長の稲盛和夫氏は取締役を退任。4月からは名誉会長としてJLに関するアドバイスをおこなっていく。同日開催した会見で、稲盛氏は「自分で信じられないくらい素晴らしい成果をあげられた。これは社員の方々の努力のおかげだ」と3年間を振り返った。その上で「奇跡的とも言える回復を遂げてきたJLだけに、一番心配するのは慢心」とし、「謙虚にして驕らず、ということを肝に銘じてやっていただきたい」と語った。今後は月に4、5...