トップインタビュー:CX日本支社長 クラレンス・タイ氏

尖閣で打撃も回復傾向、13年は香港復活へ
LCCは公平な競争環境望む

日本/香港間に週120便を運航するキャセイパシフィック航空(CX)。昨年は尖閣問題で大きな影響を受けたが、減便や運休をせず日本市場重視の姿勢を改めて打ち出している。とはいえ、領土問題は簡単に解決するものでもなく、さらにLCCの就航により競争も激しさを増しているところ。今年で就航54年目となる日本路線をCXがどう販売しさらなる成長をめざすか、昨年7月、日本支社長に就任したクラレンス・タイ氏に聞いた。-ご就任からの半年間の振り返りをお聞かせください クラレンス・タイ氏(以下敬称略) この半年間は非常...